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里山の四季 帰化植物について
里山の四季 帰化植物
「里山の四季」をブログに掲載していて、山の中にまで帰化植物が進入するあまりの多さを目の当たりにし、帰化植物の進入経路などについて調べてみた。
帰化植物とは
そもそも帰化植物とされる植物の歴史を探ってゆくと、我が国に食文化の革命をもたらした米が中国から日本に入ってきた弥生時代に始まる。我が国の食文化は米の渡来によって大きく変化した。帰化植物の第一号は米とその米の種に付いて来たであろう雑穀類やその他の植物であったと思われる。
これらの植物は「移生植物」「移住植物」として分類され、明治以降に日本に入ってきた植物を帰化植物と呼んだ。
近年、我が国において帰化植物の増殖は著しく帰化植物を除いて日本の植物を語ることが出来ないほどになった。つまり我々の生活圏に存在する植物の中には、日常的に外国から導入された植物が多数あることを意味している。
したがって、日本古来から存在する植物を探そうとするならば、高山帯の人が生活しない地域か奥地の湿原、あるいは完全に保護されている国有林の一部(原生林)ぐらいである。
帰化植物が国内に入るルートとして、輸入家畜肥料に混入して雑草の種が入る場合。コンテナーなどに付着して入る場合。航空機の車輪などに付着してはいる場合。などが主にあげられる。勿論旅行者が持ち込む場合も多々あるには違いないが。
帰化植物の定義
植物が「人力にせよ、意識的にせよ、無意識的にせよ、一つの植物が本来の生育地から、そのものが自生していない新しい地域にもたらされて、野生化してかつ繁殖し、その植物の歴史を知らなければ、その土地本来の自生種と一見区別のつかないようになっている状態をいう」
注・「本来の生育地」と「新しい地域」は通常国と言う行政的な単位としてとらえられている。
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