かつ爺の「山の歳時記」

ゴミを拾いながら徒然に書いた山日記

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上信越高原国立公園・池糖と花の山旅(その1)

火打山(2462m)妙高山(2454m)を歩く
2006年8月1日(火)〜8月3日(木)

8月1日(火)晴れ時々曇

自宅6:30→高速小牧東→高速妙高高原→笹ヶ峰11:30
妙高登山口12:20→黒沢13:15 13:25→富士見平15:35 15:45→高谷池ヒュッテ16:45

深田久弥は「日本百名山」の著書の中で「どんなに雪が降り積もっても山の全てを覆うわけにはいかない。どこかに雪をつけない崖や岩壁がある。ところが火打だけは完璧に白かった。こんな一点の黒もなく真白になる山は、私の知る限り加賀の白山と火打山以外にはない。」と書いている。

一昨年4月初旬八方尾根から火打山を見たが、純白の火打山は言葉の通り一点の黒もなかった。
私は近頃ブームの「日本百名山」を完登する気はさらさらないが、八方尾根から見た頸城山塊の火打、妙高の姿は一度は登って見たい山の一つとして脳裏に刻みこんでいた。

長かった梅雨も、7月30日に梅雨明けを宣言。その日のうちに仲間達と登山計画を練り瞬くうちに妙高・火打登山を8月1日から3日間予備日を含めて8月4日迄と決定した。

妙高登山口(笹ヶ峰)からの緩やかな登りも、黒沢に懸かる橋を渡ると標高差約350m急登が始まる。目測角度50度以上もあろうかと思う急登もあって、始めの頃は「なかなか登りがいのある山だ!!」と冗談も出ていたが、12曲りの雷光を切る道は重い荷物を持つ身体に容赦なく負担を強いる。誰からともなく「まだ終わらないのか」の泣きに変わる。

富士見平分岐を左に取り、黒沢岳の西斜面を等高線に沿うように登山道は付けられていた。地図の上では高谷池まで標高差50mほどだが、小さなアップダウンを繰り返す道は疲れた身体にはきつい。

登山口から約4時間始めて森林限界線を超えると、目の前に火打山・影火打・焼山が視界に広がった。高谷池ヒュッテの三角屋根もまじかに見える。現金なもので、途端に足も軽くなる。

高谷池ヒュッテからの展望は素晴らしかった。カラッと乾いた風が吹き抜ける、湖畔のベンチに腰を下ろし、刻々と変わる空の色を見ながら今日一日の山行を仲間達と語り合う。至福の時が過ぎてゆく。

登山道で咲いていた花
「イワカガミ」「ミネザクラ」「キヌガサソウ」「オオバミゾホオズキ」「ギンリョウソウ」「イワイチゴ」「ハクサンシャクナゲ」
高谷池湿原で咲いていた花
「ハクサンコザクラ」「ミズバショウ」「イワイチョウ」

写真説明
1)高谷池ヒュッテから見た日没後の「火打」「影火打」
2)森林限界線から見た「火打山」右と「影火打山」

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