|
里山の四季・春・芽吹き始めたコモウセンゴケ
里山の四季・春・小牧市郊外丘陵地
コモウセンゴケ 小毛氈苔 モウセンゴケ科 モウセンゴケ属
2007年2月15日(木)
小牧市郊外に広がる丘陵地の一角に、コモウセンゴケの群生地がある。
15日、この日の愛知県地方は寒の戻りを思わせる霙(みぞれ)の降る一日だった。尾張三山の一つ白山を歩いた帰り、小牧市最大のコモウセンゴケ群生地に寄ってみた。あまり期待はしていなかったが、ここ数日の暖かさでコモウセンゴケの芽も大きく育ってきた。
モウセンゴケやコモウセンゴケは、小牧市東部丘陵地を始めとして周辺に点在する丘陵地の林緑を中心に点在している。
このモウセンゴケ類は、日当たりの良い湿地に生える食虫植物で葉の表面に多数の赤紫色の腺毛が生える。この腺毛から粘着性の強い液を分泌し、小さな虫は腺毛から抽出する分泌液で捕らわれついには消化されてしまう。
モウセンゴケの語源は葉の一面に毛が生え、地面に毛氈を敷き詰めたように見えることから付けられ、小さな腺毛をみて苔にたとえたものである。
この赤い毛氈から6月頃になると、淡紅色の小さな花が風に揺れる。
風に揺れる、と書いたが花茎の太さは精々0.7ミリほど、長さ20センチそこそこの茎の先端に綺麗な花と書いたものの、昆虫にとっては恐ろしい罠でもある。昔から言われている諺「綺麗な花には棘がある」ではないが、ウッカリすると命取りになってしまう。クワバラクワバラ。
|