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里山の四季・春・天然記念物シデコブシの開花(弥勒山山麓・春日井市)
里山の四季・春・シデコブシの開花
2007年3月18日(日)快晴
愛知・岐阜・三重三県にしか自生地がないとされる、シデコブシが弥勒山山麓の築水の杜で早くも咲き始めた。
淡い紅色の舌状の花弁を風に揺らす。早春の息吹を感じる。清楚でとても綺麗な花だ。
コブシとシデコブシは同じモクレン科の植物で見分けが難しいが、花の咲く時期に花弁の数で見分ける。コブシはだいたい6枚だがシデコブシは14〜18枚とその数が多い。この見分け方が簡単で間違いない。
始めにも書いたが、シデコブシの自生地はごく狭い範囲に限られている。最大の自生地は岐阜県瑞浪市他に愛知県豊橋市、三重県四日市市などが良く知られている。
昭和40年代からの高度経済成長期、全国的に大規模な土地開発ブームは、縦割り行政の弊害から自生地の範囲は急速に狭められていった。やっと人々の口から、種の保存が叫ばれ始めたこともあって。後追い行政の環境省も重い腰を上げ、絶滅危惧種に指定した。
私が訪れた春日井市の自生地には、400本弱のシデコブシがある。大きく分けると2箇所に分布し、春日井市が天然記念物に認可し保護している。
写真説明
1)シデコブシの花、写真を撮影した3月18日現在、開花していた花は3個だけだった。
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