かつ爺の「山の歳時記」

ゴミを拾いながら徒然に書いた山日記

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カタクリの蕾膨らむ

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四季の山歩き・春・カタクリの蕾膨らむ 鳩吹山山麓(岐阜県可児市)

四季の山歩き・春・カタクリの蕾みふくらむ
2007年3月6日(火)晴れ

暖かい冬の影響で、野山に咲く春の草花にも思いがけない開花の便りが早々とネットにも送られてきている。
例年3月下旬から4月上旬に咲くカタクリの開花も一週間は確実に早まるようだ。

カタクリの花は万葉集にも詠まれているように、古くから日本に自生しているユリ科の植物である。古くは麟茎の地下茎をとって澱粉を作ったというが、近ごろでは、「片栗粉」はすべてジャガイモの澱粉を使っている。

鳩吹山山麓に広がる土田公園の一角には、カタクリの花の群生地がある。地域の人たちの暖かい保護もあって年々その群生地も拡大している。とても嬉しいことだ。

カタクリの花は実生から育てると、最低7年の月日を要するという。毎年花が終わり結実を確認する頃地域の小学生や中学生が種の収穫に入る。
収穫された種は、年3回に分けて同じように彼らの手によって満遍なく蒔かれるのである。現在では山麓から山腹一帯までその範囲は徐々に広がってきている。

話によると、蒔かれた種は蟻が一生懸命巣穴に運ぶそうだ。そして彼らの食料として貯蔵されるようだが、蟻たちの食べ残された種が長い年月を経て花を咲かせるという。

鳩吹山パトロールの途中、カタクリ群生地を歩いてきた。2月22日に歩いた時は、一つ葉のカタクリの芽がちらほら見えた程度だったが、約2週間後の今日群生地のカタクリはつぼみも大きく膨らんで薄いピンクの色も確認できた。

今日も、公園内で、開花の確認に来ていた可児市観光課の職員に会った。
「もうじきですね」お互いの声にも明るさを感じた。

写真説明
1)膨らみ始めたカタクリの蕾み

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