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里山の四季・春・シロバナタンポポ
里山の四季・春・この地方では珍しい白いタンポポ
2007年4月1日(日)晴れ
「廃れたる園に踏み入りたんぽぽの白きを踏めば春たけにける」北原白秋
白秋の故郷、九州ではタンポポは白かった。そのために白秋はタンポポを白いと詠った。
滋賀県の関が原付近を境界として、西へ行くにしたがって白いタンポポが増えてゆく。関が原より東に住む私たちは「タンポポの絵を描きなさい」と云われたら、必ず黄色の色を塗るだろう。タンポポは黄色と10人のうち10人が思っているから。
春日井市東部丘陵を歩いていて、黄色のタンポポに混ざりシロバナタンポポが咲いていた。付近を見渡してみたが5株しか見られなかった。
元来シロバナタンポポは、関西地方で見かけるタンポポで、東部丘陵のような森林と畑の混在する場所で見られるのは珍しい。誰かが種を持ち込んだものが、風によって運ばれたのであろう。東海地方では貴重種に属するのだろうか。
タンポポの種は風によって運ばれることは誰でも良く知っている。花が開いた時は、地面より僅か数センチに花を付けるが、結実し種を作る頃になると、背丈を伸ばす。綿毛が開き風に乗って何処までも遠くへ運ばれてゆく。
写真説明
1) シロバナタンポポ
2) 黄色タンポポと綿毛
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