かつ爺の「山の歳時記」

ゴミを拾いながら徒然に書いた山日記

伊吹山花の歳時記・夏

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伊吹山花の歳時記・夏 シシウド

伊吹山花の歳時記・シシウド
シシウド セリ科 シシウド属


濃い霧の立ち込める山頂などで、行く手に現れるモンスターにハッ!!とすることがある。草丈2mにもなるシシウドは、左右に腕を伸ばし行く手を遮る。草と呼ばれるより樹木に近い。

シシウドは本州、四国、九州の山地に自生する大形の多年草で伊吹山では、山頂お花畑から山腹の七合目付近まで分布する。『ウドの大木』(なりばかり大きく役に立たない者のたとえ)と揶揄されるが、【伊吹百草】では、茎葉を浴場の薬湯に加えている。効能は、リュウマチ、神経痛、冷え性など。
この他に、高地に咲くミヤマシシウドもシシウドと同じ効能をもっている。

語源は、茎葉がウドに似ているが、人が食べるには硬く、猪が食べるほどの硬さがあることからこの名前が付いた。
また、京都付近の農村では、馬が喜んで食べる処からウマウドとも呼ばれている。

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伊吹山花の歳時記・夏・フジテンニンソウ

伊吹山花の歳時記・夏
フジテンニンソウ シソ科 テンニンソウ属 テンニンソウの変形


淡い黄色の花穂を付ける、フジテンニンソウは伊吹山山頂の一角を占めるほどに大きな群生を作る。背丈も1.5mと大人の背丈を少し短くした草丈で、この草が広い山頂を占拠している景観は壮観である。表題はフジテンニンソウと書いたが、テンニンソウとフジテンニンソウの違いは、葉裏の葉脈に毛が有るものをフジテンニンソウと言い毛の無いものをテンニンソウと区別している。伊吹山山頂付近の群生地は、木柵で囲われ立ち入り禁止となっているため、確認ができなかったが山頂で売店を経営する松井純典さんにお尋ねしたところフジテンニンソウと回答を頂いている。

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伊吹山花の歳時記・夏・グンナイフウロ

伊吹山花の歳時記・夏
グンナイフウロ(郡内風露) フロソウ科 フウロソウ属


今から40年も前の古い昔のこと、伊吹山山頂で朝を迎えた。朝露を5枚の花弁に一杯に付けて、やや重そうに頭を垂れるグンナイフウロは今まで見た山の花にどこか違う。薄紫紅色のやや大きな五弁の花、先のとがった子包、大きな葉と太目の茎、それらに細い産毛がびっしり付いた様子を見て毛深い花だと思ったのが今でも思い出される。

伊吹山で始めてお目にかかったグンナイフウロは、その後伊吹山を除いてどの山でも見ることがない。図鑑などによると生息する地域は北海道・本州中部以北とあるから、咲いている地域も広範囲であり、訪れる時と開花する時期とが合致しないのか、私にとっては伊吹以外では幻の花に変わりはない。

グンナイフウロの語源、グンナイは山梨県東部の桂川流域の古名。その地で最初に発見されたところから「郡内」の名前がつけられた。またフウロについては朝露が毛深いマントに覆われ風にゆらめき輝く様子から「風露」の名前が生まれた。

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伊吹山花の歳時記・夏・イブキジャコウソウ

伊吹山花の歳時記・夏
イブキジャコウソウ シソ科 

六月初旬頃3合目ホテル付近の岩場に咲くイブキジャコウソウは、日を追って山頂を目指す。この花を一番身近に観察できるのが、山頂にある売店件休憩小屋の裏手に自然を巧みに利用して作られたミニロックガーデンである。小屋の主人、松井純典さんが課外授業で伊吹山へ登ってくる子供たちに、伊吹山に咲く花を知ってもらうために植えた。

イブキジャコウソウは、植物分類上では、低潅木に分類されている。茎を蔓のように地面を這わせ四方に伸びてゆく。そこには、紅紫色の小さな唇方の花をびっしり付ける。葉を一枚手にとって、そっと鼻先へ近付けてみると、かなり強い芳香が鼻先をくすぐる。

イブキジャコウソウを目当てに伊吹山を訪れる登山者は多い、処が、夏山最盛期の山頂お花畑ではすでにこの花はすがたを消し、時々見付けることが出来るといった状態である。

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伊吹山花の歳時記・夏・夏のお花畑を彩るシモツケソウ群生 

伊吹山花の歳時記・夏・シモツケソウ 撮影場所.伊吹山山頂
シモツケソウ バラ科 シモツケソウ属


霧に濡れたシモツケソウ 写真・1)2)2005年8月1日
今朝の伊吹山山頂は深い霧の中で夜明けを迎えた。淡紅色の散房状花が霧露を含んで頭をたれている。お花畑の上をゆっくりと霧が流れて行く。今朝は虫達もまだ目覚めていないようだ。

目覚めの時・シモツケソウ群生 写真・3)2005年8月22日
太陽が雲海の上に顏を見せる。今まで眠っていた花達の上を一本の光の矢が走った。伊吹山山頂の夜明けのドラマが始まる。近くにいた3人連れの女性の一人が『赤い絵の具を流したみたい』と感極まった声をあげた。太陽の一刷毛で真っ赤に燃えた草原。息の詰まるような色彩の乱舞にただ目を見張るばかり。日が登るにつれ、シモツケソウも次第に色彩は淡紅色に戻って行く。

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