かつ爺の「山の歳時記」

ゴミを拾いながら徒然に書いた山日記

伊吹山花の歳時記・秋

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伊吹山花の歳時記・秋・ホソバツルリンドウ・(絶滅危惧類)

伊吹山花の歳時記・秋
ホソバツルリンドウ リンドウ科 ホソバツルリンドウ属


伊吹山お花畑の中に咲いていた。ツルリンドウに似ているが、花の大きさといい、咲いている場所といい少し違う。ザックから図鑑を出して調べてみたが、この花に似た花は見つからなかった。

改めて植物園の先生を訪ね、教えを頂いた。
【牧野植物図鑑】を抜粋
「ホソバツルリンドウ」は、アジア大陸のアムール地方に分布し、日本では北海道から四国でまれに見る蔓性の2年草。絶滅危惧1B類に指定されている。茎は長く、蔓状で他の物に巻きつく、葉は皮針形ないし線状皮針形、花期は盛夏から晩秋まで、花冠は青淡紫色

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伊吹山花の歳時記・秋・イヌタデ

伊吹山花の歳時記・秋
イヌタデ (別名・あかまんま) タデ科 タデ属
伊吹山(1377m)


まさか伊吹山の標高700m、3合目付近の林道脇にイヌタデがこんなに大きな群生を作っているとは思ってもいなかった。恐らく林道を走る車に付着した種が繁殖したに違いない。

その後、イヌタデは5合目上部付近までちらほら確認できたが、恐らく登山者の靴などにコッソリ付着し山を登ったのであろう。

このイヌタデは「赤の飯(あかのまんま)」=「あかまんま」と、小さな女の子達が、ままごと遊びに赤飯として使ったのだが、今でもままごと遊びに果たして使われているのか?とにかく我が家の二人の孫が、ままごと遊びに使った記憶は無いことを考えると、あかまんまはすでに、子供たちから相手にされなくなったのであろう。

相手にされないと言えば、「犬」の付く物には役に立たないと言う意味が込められている。
同じ品種の蓼(タデ)は、辛味をつかったタデ酢に使ったりしている。「蓼食う虫も好きづき」と揶揄されるのもイヌタデが役に立たないことを現に表現している。

「露草や あかのまんまも なつかしさ」 泉鏡花

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伊吹山花の歳時記・秋・イブキトリカブト

伊吹山花の歳時記・秋

イブキトリカブト キンポウゲ科 トリカブト属
伊吹山(1377m)


秋の伊吹山を歩いていると、山頂から麓近くまでこの花は良く見かける。花名の頭にイブキの名前を付ける花は沢山あるが、中でも伊吹山の秋を代表する花と言っても過言ではあるまい。

山全体が色彩に乏しくなる秋、青紫色の彩りは、太陽の光の下で眩いほどの色彩を輝かせる。

トリカブトは根に猛毒のアコニチンを含む。国語辞典を引くとキンポウゲ科の植物、秋、鳥の冠状の紫碧色の花を開く。根に猛毒を含むが、減毒加工し神経痛、リュウマチ、関節炎などの鎮痛薬として漢方に用いられている。別称トリカブトギク。ぶす。とあり、同じく国語辞典「ぶす」を検索すると【付子・附子】鳥兜(トリカブト)の汁を日にさらして作った毒薬。

また、アイヌ族では、ぶし。と呼びトリカブトの根をすり潰して、濃縮の液を鏃の先端に塗り、熊狩りなどに用いたと言われる。

ぶす矢=トリカブトの毒(付子)を鳥の羽の茎に塗った矢

注・10月16日にトリカブトの亜種「カワチブシ」を紹介したが、名前の由来、カワチブシのブシについてRoseさんから助言を頂きましたことお礼申し上げます。

秋の花?コウゾリナ

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伊吹山花の歳時記・秋・コウゾリナ
伊吹山花の歳時記・秋・コウゾリナ 
コウゾリナ キク科 コウゾリナ属

撮影場所.伊吹山山頂 2005.9.8

この花を分類するとしたら、夏に咲く花の中に入れなかればならない。5月、6月の初夏の頃には、山麓で見られるキク科のコウゾリナも夏には山頂お花畑で、鮮やかな黄色の色彩を夏の日の下で輝かせている。ところが、期待もしていなかったコウゾリナが8月も終わり9月になったと云うのに咲いていた。しかも、蕾まで付けて。私は嬉しくなって、夢中でシャッターを切った。

以前山頂で売店を経営している、松井純典さんから伺った話の中で、『菜』の名前の付く植物は基本的に食べられるとお聞きしたことがある。春先の新芽を摘んで湯がいて食べるそうだ。

コウゾリナの語源、芯に短く鋭い毛が生えている。これを顏に当てると剃刀のように髭が剃れる処から『剃刀菜=が訛りコウゾリナ』と呼ばれるようになったと言う。実際髭が剃れるかどうかは、試したことがないので分らないけれど、勇気のある御仁はお試しあれ。

伊吹山のオオヨモギ

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伊吹山花の歳時記・秋 オオヨモギ

伊吹山花の歳時記・秋 
オオヨモギ 別名 伊吹蓬 キク科 ヨモギ属  撮影場所・伊吹山西ピーク付近


伊吹山と言えば、薬草で知られるがそのなかでも伊吹艾(もぐさ)は有名で、北国街道を旅する旅人や、中仙道を旅する旅人達は競ってこの伊吹艾を土産物にしたという。

ある夏の日だったと思う、五合目周辺の草原で10人ほどの人達が盛んに蓬を刈りとっていた。辺りには蓬独特の芳香が充満している。刈り取った蓬を大きな束に纏め、地面に積み上げてあった。恐らく艾や、最近需要が高まりつつある健康茶あるいは入浴剤の原料にするのだろう。

今から2200年前、秦始皇帝の時代に徐福と言う人物がいて、不老長寿の仙薬を求めて東方の国、蓬莱を目指した。この蓬莱が日本であり、各地には徐福に繋がる伝説が存在している。

徐副が求めた、不老不死の仙薬とは、一説によると菖蒲と蓬であったという。日本の各地に残る五月節句の行事、よもぎ餅。菖蒲と蓬を束ねその湯を浴びる。あるいは軒に吊るす。頭に巻く。屋根に上げる。燃やして煙を身体に付ける等は徐福の伝説が裏付けされているとの説もある。

私は伊吹山を歩いた後は、必ず山麓の立寄りの湯で汗を流して帰宅する。翌朝、体に残る薬草の匂いで目が覚める。昨日の余韻を味わい、何か得をした気分になる。

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