






●ヒメオオクワガタ(以下:ヒメオオ省略)は1883年George Lewis氏により中禅寺(栃木県)と蓴采沼(じゅんさいぬま)及び七飯(いずれも北海道渡島半島)の3ケ所で得られた6♂8♀の標本により新種として発表された。ヒメオオの北限は北海道の江別、赤井川、札幌、夕張までとされており、北海道の東限として夕張、日高ヒメオオが確認されているようである。当別町、浦臼町、新十津川町辺りまでいる可能性があるとされている。また南限は亜種九州ヒメオオで熊本県南部付近とされてるが、鹿児島県ヒメオオが採集でき記録更新となっている。
47都道府県においては千葉県と沖縄県には生息していない。全国のヒメオオを集めていく中でヒメオオ♂の後脛節外棘の有無の変化を発見し、ヒメオオ進化過程において退化していったものと思い、ヒメオオ北上説として昆虫フィールドNO.38に発表した。
●ブナの植樹層とヒメオオの地域変化が関係するかと言う点である。★北海道〜石川県付近の日本海側のブナ帯、★岩手県〜東京都辺りまでの太平洋側と群馬県南部〜岐阜県南部へと続く内陸のブナ帯、★神奈川県箱根から静岡/愛知県への東海のブナ帯★石川県能登〜近畿圏〜中国地方へ続くブナ帯、★紀伊半島〜四国〜九州6県(沖縄県除く)へと続く太平洋及び九州型ブナ帯。この地域とのヒメオオの地域変化を調査している。また各ブナ帯が隣接している範囲に多産地が多いのにも興味を持っている。
●各都道府県単位にはヒメオオの昆虫雑誌による関連記事を一部抜粋し、また私自身がヒメオオ狩りに行った都道府県においては各回の狩猟記を記載した。
ヒメオオ専門ドルクスハンター・鍬匠甲冑屋
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