山梨県 武田勝頼公資料室

武田勝頼公は悲惨な最期を遂げた 武田滅亡の軌跡

武田勝頼資料室

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索
高知県の歴史【「土佐幽考」土佐国】
称徳天皇の宝亀年間(七七○−七八〇)までは土佐は安芸・土佐・吾川(あがわ)・幡多の四郡だけで、宇多天皇の延喜年間(九〇一)までに土佐郡を割いて長岡・香美(かがみ)を置き、吾川郡を割いて高岡を設け、ここに土佐七郡が出来たのだと考説した。白鳳の地雷として伝えられる天武天皇十二年(六八四)十月十四日の天災に土佐国の田苑五十余万頃陥没して海となったが、この地区が黒田郡と称したとの伝説もあり、真相は容易に判断することができない。
高知県の歴史【統一国家】
 日本が統一国家を形成したのは崇神天皇の治世だと見られている。西紀前三〇年から九七年のころでこの時代に天韓襲命(あめのからそのみこと)を波多の国造に任じたことが「国造本紀」に記されてあるので恐らく現在の幡多郡は別に一区をなしていたのでないかという説もある。小立足尾が土佐の国造になったのはそれから約二百年後の成務天皇の治世である。
 
高知県の歴史【土佐の国名】
 古事記の神話によれば、日本建国のはじめに四国は伊予の二名(ふたな)の島と呼ばれたそうである。この島は一身にして四面、伊予を愛比売(えひめ)讃岐を飯依比古(いいよりひこ)阿波を大宜都比売(おおげつひめ)土佐を建依別(たけよわけ)と名づけた。本居宣長は「古事記伝」で二名とは二並みの借字である。男女二国の並べることを二並みと云う。この島は東から見れば飯依比古と大宜都比売が並び、西から見れば愛比売と建依別が並び、北から見でも南から見ても同様である。故に男女の名を負わせて二並島というのであろうかと解いている。伊予と阿波は女性、讃岐と土佐は男性と見たのである。男性であるから俊敏、即ちその性敏しとしたのが土佐の国名の由来だとの古説あり、また浦戸港の海門が狭いので門狭(とさ)と呼んだのではないかとの説と両立した。
【信玄の異母弟武田兵庫助信実の嫡男川窪与左衛門尉信俊・信雄・信貞】武田家のその後『太陽』「武田信玄」より(一部加筆)
 
 信玄の異母弟武田兵庫助信実の嫡男川窪与左衛門尉信俊は、家康の旧武田家臣の採用にともない、知勇ともにすぐれていると高く評価され、禄高三百八十二貫八百分と、左衛門尉の官途、甲斐八代部下二千百十俵の領地を与えられた。
 天正19年(1590)1月、信俊は武州金窪琴1千石の領主に栄進した。いまの埼玉県児玉郡上里町の周辺である。信俊は着任後、亡父信実の菩提寺として比企郡横田村に輪禅寺を創建、母漆戸夫人を中興開祖として母の法名に因んで崇栄山陽雲寺として菩提を弔った。
 信俊は家康の仲立ちで三人目の夫人として公卿の正親町三条公伸の息女を妻に迎えた。慶長6年(1601)に嫡男信雄が生まれた。寛永3年(1639)2月14日、信俊は家康・秀忠・家光の三代に仕えて76歳で没した。
 遺児、信雄も名門武田の裔に恥じない人物であった。のちに従五位越前守となり、加増を含めて二千七百石の知行を与えられた。信雄の子信貞は四代将軍家綱に仕え、家綱の命令で川窪の姓を武田に復し、五千七百十石の知行取りとなった。その後の子孫も一族縁者ともに扶け合って苦難を乗り越え、明治の夜明けを迎えた。
【信正と大久保長安】武田家のその後『太陽』「武田信玄」より(一部加筆)
 
 顕了に深く帰依したのは武田の旧臣大久保石見守長安である。堂宇建設のさいも多額な資金を寄進、甲斐に入国した長安は、長延寺を訪ね、顕了を励ましている。長安と顕了との親交が幕府に知れて、長安死後の元和元年(1615)3月、公金横領の冤罪を着せられて顕了とその嫡男の信正(教了)父子は、伊豆大島に遠島を申し渡された。遠沈には顕了の妻おままの同行を許されている。長延寺は顕了父子逮捕の直後、廃寺になり、東本願寺の教如法主の嘆願で存続を許され、化竜山光沢寺と改め、朱印20石を与えられた。顕了一族の大島での暮らしは質素だったが、平和な日々であった。顕了を慕い、9人の武田の旧臣が島へ渡ったと伝えられる。
 遠島28年目の寛永20年(1643)3月4日、顕了は70歳で病没。さらに10年の歳月が流れて顕了夫人が承応2年(1653)去月2日、73歳で他界した。
 三代将軍家光の13回忌の寛文3年(1663)、64歳の教了は、四九年ぶりにご赦免になり、8月11日、江戸に帰った。ご赦免になった教了とその家族は、上野寛永寺の天海上人に仕え、教了は76歳で入寂した。その子孫が江戸に永住し、現代、信玄から一五代当主の武田昌信氏に引き継がれている。

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事