最近BVEで南海1000系を作っています。BVEとはmackoyさんが作成されたフリーの鉄道運転シミュレーターです。
BVEの面白い点は誰でも路線や車両を作って無料で配布できるところで,僕も中学生くらいから遊んだり車両を作ったりしていました。誰でも作れますので阪和線に南海電車の車両を走らせたり,その逆もできます。
今回は南海電車の1000系を作りましたが,特にATS-PN制御の再現に苦労しました。
他に特徴的な部分はBVEの標準的な機能では再現が難しいデジタル電流計,デジタル電圧計,圧力計(標準機能でも作れるが,標準機能だと動きがリアルでない),スピードメーター(標準機能だと滑らかに動くが本物はやや情緒不安定)などの動きにこだわりました。
運転台の画像ファイルは他の車両作成者の方と比較するとクオリティーが低いのですが動きがリアルなのでそれなりの臨場感は味わえると思います。
どんなものかは動画を見ていただいた方が早いと思いますので動画を貼り付けます。
動画の路線は,
Rapid Express で以前公開されていた高野線をコンバーターで変換して,今回作成したATS-PNを動作させるために,ATS地上子を設置しました。余り高野線に乗らないのでATS-PNの制御のタイミングがおかしいかもしれません。現在公開停止してしまったのが非常に残念です。
そういえば,モーター音はふつうは実際の音を録音して成分を抽出して編集するのですが,どうも納得のいく音になりませんでしたので,今回は周波数成分を調べてから正弦波のWAVデータを何個か作って合成することにしました。音色は実物と少し違う部分があると思いますが,音の変化する部分は実際の音を使用した場合と比べて滑らかになっていて運転はしやすいのではないかと思います。
現在このATSは
Rock_OnさんのDetailManagerに運転台の計器(ATS以外)を組み込ませていただき,さらにそのDetailManagerがATS-PNを読み込んで動作させるようにしております。(著作権を放棄すると書かれていましたので使用させていただきました。ありがとうございます。)
そのようにした理由は,現在WADYNANKAIで南海電車の路線を作る予定(気力も)はなく,他の方も南海の路線を公開していないようですので,車両をダウンロードしていただいても事実上ATS-PNが役に立つことがないと予想されるからです。ですのでJR西日本のATSなどを読み込んでいただければ,運転台表示はリアルなままでJRのATSを作動させることができます。
現在作成したATS-PNプラグインで実現している機能は次の通りです。
● 速度制限に近づいたとき
地上子通過でPN制御と,速度制限が点灯
パターンが接近したらP接近が点滅し,速度制限が赤くなる
パターンに当たると,制限速度以下になるまで常用最大作動
速度制限終了の地上子通過で,PN制御(停車駅付近以外)と速度制限消灯
● 停車駅が近づいたとき
地上子通過でチャイムが鳴り,PN制御と,駅通防止が点灯さらに停車駅名が一定回数点滅
(停車駅名は南海本線,高野線の全駅に対応しています。地上子から駅番号(NKのあとの数字)を受信するようにしました。
パターンが接近したらP接近が点滅し,駅通防止が赤くなる
パターンに当たると,パターン以下になるまで常用最大作動
扉が開くと,PN制御(速度制限制御中以外)と駅通防止消灯
他には終端防護制御もあるようですので実装したいと思います。
車両公開は6月じゅうにしたいと思っていますが,ATSプラグインについては自由に再利用できるようにしたいと思いますので現在著作権のことを調査中です。
ちなみに,パターン接近の表示灯はJRのATSを使っても点滅するようになっています!
公開をお楽しみに!
ご意見がございましたらコメントにてお知らせください