Le plaisir de la musique 音楽の歓び

音楽文筆家(!?)、大久保 賢の徒然草

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自縄自縛!?

2018/8/15(水) 午後 8:37

 作曲にせよ、演奏にせよ、「技芸」の熟達には正負の両面がある。ある一つのスタイルの質を高めていくことは大いにけっこうなのだが、それはともすると足枷のようなものにもなりかねない。たとえば、1980年代以降の武満徹、あるいは、第3交響曲より後のルトスワフスキの作品には、一方では熟達の見事さに瞠目させられつつも、 「ああ、またこれか……」と嘆息させられもする( ...すべて表示すべて表示

 哲学者の木田元がモーツァルトの音楽について書いたエッセイがある(「モーツァルト四曲」)。そして、その中で自分がお気に入りの何曲かについて楽しげに語っている。そうしたものを読むと、こちらも楽しくなる。たとえ、意見の相違があったとしてもだ。  さて、そこで木田はお気に入りの演奏についても触れている。ピアノ協奏曲第23番については、クララ・ハスキルが独奏を務 ...すべて表示すべて表示

メモ 69

2018/8/8(水) 午後 9:32

 リチャード・ファインマンの『ご冗談でしょう、ファインマンさん』(岩浪現代文庫、2000年)はまことに面白い読み物だが、その中(下巻)に芸術談義も出てくる。そして、これも実に興味深い(その内容の紹介はまたいずれ改めて……)。物理学が本業の彼は、芸術に関してはアマチュアである。が、その彼の人生において、芸術にはしかるべき意義がある。そして、これは何もこのファイ ...すべて表示すべて表示



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