Le plaisir de la musique 音楽の歓び

音楽文筆家(!?)、大久保 賢の徒然草

気がつけば

 気がつけば今年も早、9日である。あな恐ろしや。  今年初めて聴いた音楽はジョスカンの《ミサ・パンジェ・リングァ》。その間、年賀状をせっせと書いていた。 もっとも、枚数はさほど多くはない。にもかかわらず、できればもっと減らしたいと思っている。 こちらから出しても来ない人はもちろん、手書きの文字が1文字もない人にも来年からは出さないことにしよう(かなあ……)。  一昨年の年末には、ポル・ポトの評伝に読み耽っていた。そして、昨年末から読み始めているのはスターリンの評伝。たまたまそうなったのだが、もしかしたら、潜在意識のなせるわざかもしれない。こんな時代だから。  そのスターリン本を読んでいて改めて気付いたのは、独裁者が権力を確立し、それを維持するために必要な資質だ。1つはもちろん「カリスマ」性である。そして、もう1つはとことん「厚顔すべて表示すべて表示

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 伝統というものには「伝言ゲーム」のようなところがあって、きちんと守っているつもりでいても、いつの間にか少しずつズレが生じ、その蓄積によって、最初と驚くほど異なったものが最後には出てくることがある。  クラシック音楽の演奏などはまさにそうで(このことは、すでにいろいろな人が指摘していることだ)、むしろ、そのズレこそが面白い。  先日も、プロコフィエフ ...すべて表示すべて表示

 先生が引くピアノ、ひいては音楽性に圧倒されたある学生は、こう考えた。    そう、僕にできて、クリス[先生の名(引用者註)]にできないこと、それを探さなければ、   ピアノを弾く技術、音楽性共に、彼には絶対勝てない。   [……]    僕は思った。僕の存在自体、既に音楽をヤル前から、人間的にもバランスが崩れまくって   いる。そ ...すべて表示すべて表示

口唱歌の大切さ

2018/12/16(日) 午後 9:38

 名ドラマー、村上”ポンタ”秀一の自伝を再読していたら、次のような名言に今更ながらに気付いた。少し長くなるが、引いてみよう。   [……]歌いたいものが何もないのにスティックを持ってセットに座ってもだめなのよ。ドラム   って楽器にしばられちゃう。[……]    だからの場合、右手を「チ」、左手を「タ」、右足を「ドッ」っていうふうに音を決め ...すべて表示すべて表示



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