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自分で奇跡を起こした絵里。(最終回) マイナスをプラスメールに返信した絵里は、ある信念を植え付けた。 もう泣くのはよそうと、 彼からの拒否のメールでいちいち心を傷つけないと誓った。 彼は彼の考え、私には私の考えがある。 今は私の考えが正しい。と考えるようになった。 あのメールの後、彼から返事が来たが、期待を裏切るものだった。 『絵里の気持ちは分かったけど、今は無理、ホントゴメンナサイ』 そのメールに対して 『謝らなくていいわよ。それに私だって今は無理です。まだ成長してないから、でもきっと成長した私を見ていけばきっと○○も納得するはずよ』 など、など、と彼の否定マイナスメールすべてに前向きな考えで望んだ』 ここで不思議な現象が起きた。 以前なら、メールは1回か2回で終わるのだが、とめどなく何十回も続いた。 後から絵里から聞いた話だが、7時間くらいはそのやりとりが続いたそうだ。 彼も男としてのプライドがあったのだろう。そして絵里に対してライバル的な手ごたえを感じ取ったのか、メールを往復し合った。 そして、ついに彼が根負けする。 男が観念したのだ。 『分かった。絵里の気持ちはよく分かった。こんなオレのためにここまで思ってくれてありがとう。また明日話そう。今日はもう遅いのでもう寝ます』 絵里は、やった・・・と緊張から解きほぐされて一気に疲れが押し寄せてきた。でも楽しかった。充実していた。 そして彼もおそらく充実していたであろう。眠りに就きながら絵里のことを想いながら寝たはずである。 翌日は、普通に絵里がメールしても、自然に彼から返事がくるようになった。 男が認めたのである。絵里の存在を。 終わり。
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