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私と九条 もう一度根本から真剣に考えなおすべき時 渡辺山修(宗教者)

 憲法9条は、昔から大好きだった。「戦争をしない、軍隊を持たない」と宣言した国であることを誇
りにも思ってきた。学生時代には2年間、憲法のゼミで学んだ。恩師は、9条をその言葉通リまっすぐに受け止める人だった。「ややこしい解釈論をこねくリ回して現状追認に走る言説」への批判は痛快そのものだった。この9条を変えてしまおうとか、なくしてしまおうとかする動きに対しては、ぼくももちろんノーと言う。
 しかし、9条があっても、この国には米軍基地がおかれ、演習場では実弾訓練が行われ、核の持ち
込みもあった。そこを拠点としてアメリカはベトナムへもアフガンへもイラクへも出撃していった。
9条を持つ国の税金が、いろいろな形でアメリカの戦争に役立ってきたことも、そして、日本の経済がそうした戦争によってしばしば潤ってきたのだということも忘れてはならない。自分の手を直接汚してないからと言って、えらそうな顔はできないのである。                     ¨
 9条が存在すればすべてがうまくいく、というわけではない。9条をまもるということも、「9条という条文の存在を維持する」ことで完結するのではない。建前ではなく、ほんとうに、われわれはどんな国となることを目指すのか、そのためにはどうしたらいいのか、ということを、もう一度根本から真剣に考えなおしてみなければいけない時がきているように思う。

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