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ドイツでは一人前の職人と認められると、マイスターの称号が与えられ
社会から尊敬される職人として認められ、社会的地位も得られる
のだそうです。
何年か前、TVで放浪修行ヴァルツと言うドイツ独特の、放浪修行制度を
紹介していました。
ドイツの大工職人(マイスター)になろうとする若者は専門学校を卒業した後
黒い帽子に白いYシャツと黒いスーツで3年と1日の放浪修行に旅立ちます。
移動手段は徒歩かヒッチハイクと決められ、放浪しながら建築現場を探し
現場責任者に頼んで修行させてもらい、終わるとまた次の現場を求めて
放浪し、技術を認められるごとに、現場責任者にサインをもらいだんだん
と技術と人間性を身につけていくのです。
3年の放浪修行が終わると1日を帰宅に使用する事が認められ、自分の
家に帰る事が許されます。この放浪修行をヴァルツと言うそうです。
この放浪修行で大変な苦労を乗り越え、大工としての技術と同時に
人間としても大きく成長し一人前として認められていくと言うことです。
このTV番組を観て、感動したのを今でもはっきり覚えています。
私のBLOG記事を読んで頂いて、職人さんとの話がたくさん出てくる
割りに、現場監督の話が少ないと感じている方が居られるとおもいます。
私自身が分野は異なりますが理工系で、職人仕事が大好きなんです。
HMの現場監督はどこの会社でも数多くの現場を任され、なかなか毎日
自分の現場を確認出来ないのが実情の様です。必然的に現場を訪れても
職人さんと話をする事が多くなります。
そろそろ基礎工事も終わり週末からは木工事が開始となりますが、今回
基礎を完璧に仕上げてくれたO籐建工さん、自分で作った基礎の上に
置いてある資材道具をかたずける為に基礎部分に入る時、土足で
上がる事をせず前で靴を脱いで裸足で上がっていました。
自分の仕事に自信を持ち、愛着を持って造っている証拠であると
ある種の感動を覚えたと同時に、ドイツの放浪修行ヴァルツの事を
思い出しました。東日本ハウスは、東友会の熟練した各業者さんに
支えられているとつくずく実感しました。
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