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長崎 浦上川 ☆ 川に学ぼうかい in 浦上川 (大橋地区)
長崎市の浦上川下流部をフィールドに、身近な自然とのふれあい活動を行っています〜

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浦上川流域 下水道さるくのようす 2017829() 参加者11

 当会では、川まな大橋地区見学会2017として、「浦上川流域 下水道さるく」を、8月29日(火)午後に行いました。

 川まな大橋地区を含む浦上川流域の大部分で使われた水は、ヤマダ電機がある三芳町から浦上川右岸側の市道下を通って長崎港より処理場にいたる西部1号汚水幹線を経て、神ノ島町にある西部下水処理場で処理され、海に放流されています。

 そこで、今回の見学会は、ふだん見ることのできない西部下水処理場の見学を通じて、私たちが台所をはじめ生活で使った水のゆくえ、汚れた水をきれいにする仕組みや工夫などを学び、私たちの暮らしをふりかえり、水環境の保全や地球温暖化防止などに向けて、私たちができることを考えるヒントを得ることとして実施しました(*^^*)

 今回は、平日にもかかわらず、小学生以下2名、学生1名、社会人8名の計11名の皆さんが参加しました(^^)。

 見学を通じて、浦上川流域から下水処理場に集まってくる水が、下水処理場に従事する職員の方々の様々な工夫や努力により、水が1日も休むことなくきれいにされていることを知ることができ、処理場の重要性や有難さを実感できたと思います。講師の各位に感謝申し上げます。
 また、それまでの猛暑ほどではありませんでしたが、まだまだ暑いなか、事故もなく無事に終了して良かったです。どうもおつかれさまでした〜(_ _)。

 見学会にあたり配布した資料は、以下のとおりです。

 写真は、以下をごらん下さい〜☆。


西部下水処理場の玄関付近のようす。
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14:30に集合地点を出発し、15:00の見学開始前に到着しました(^^)

講師の皆さんの紹介のようす(^^)
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講師をつとめられたのは、市の係長さんと、施設の維持管理を委託されている会社のみなさん(^^)

見学会の流れ
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見学会は、前半の部で、下水道の概要や仕組みについて会議室で学び、後半の部で、現場説明を受ける流れで行われました。

■前半の部:下水道の概要や仕組みについて

下水道の概要説明のようす
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西部下水処理場の区域等について説明をいただいているところ。

配布されたパンフレットより、処理場の概要
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同じく、処理場の計画概要
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主要設備
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処理場の全体平面図
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拡大した全体平面図
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パンフレット表紙の写真。海側から撮影されたものです。
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DVD「スイスイの下水道ものがたり」の視聴。
下水道マスコットキャラクター「スイスイ」が登場!!
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「スイスイ」は、とても賢くてカワイイ(*^^*)

DVDの一場面。各家庭と下水道管のつながりを紹介。
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「スイスイ」は、「一度水を汚すと、きれいにするのはとても大変なんだよ」と教えてくれました。

講師の方より、下水道の仕組みとして、微生物の力で水がきれいになるとの説明。
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水がきれいになるのは、微生物の力が大きいんですね(^^)

家庭でできる下水道の正しい使い方として、台所からできること
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前半の部の質疑応答
 メンバーから様々な質問が出され、丁寧に回答をいただきました。

 Q.小水力発電を行っているとのことだが、何軒くらいの電力をまかなえる?
 A.2〜3軒くらい。

 Q.ガソリンなどは下水道に流さないようにとのことだったが、を流されて下水
  道が爆発したようなケースは?
 A.これまでのところ聞いたことはない。
 
 Q.長崎市の汚水処理の分流式に対して大都市は合流式。何が違うか?
 A.水量が増えるため、処理場が大きくなる。

 Q.レアメタルを取り出しているところもあると思うが、取り出せるのか?
 A.取り出せない。

 Q.肥料への混入は?
 A.基準値の10%以下で推移しており、安全性は確保されている。

 Q.反応タンクの微生物は足したりすることはないか?
 A.足すことはない。

 Q.ここに到達した汚水は、海に出るまでにどのくらいの時間を要する?
 A.約15時間。

 Q.下水管の老朽化の問題があると思うが、どのように対応している?
 A.内側に入れることが多い。取り替える場合もある。50年ほどたつとぼろぼろ
  になる。長崎市内で青森くらいまでの長さがある。

下水道における温暖化対策の解説 ※事前にお願いしてたものです(*^^*)
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「下水道で0.7%の電力。メタンや二酸化炭素を0.2%出している。微生物に汚れを食べてもらうための送風機のエネルギーも必要。このため、処理槽の一部を好気性から嫌気性に変えることで、リンが取れるようになり、DOの制御も行い、送風量も抑制できる。ポンプ等もインバータ制御を行ったり、高分子凝集剤を使用するなど、処理方法の見直しを行い、処理工程においてH26年度から28年度で約5%の電力を抑制している。全館冷暖房を個別に、照明をLEDに切り替えることを含めて行うなど、施設全体で省エネルギーにつとめており、汚泥を消化させてメタンにより発電することも計画中。」とのこと。
水をきれいにするだけでなく、多くの工夫や努力をされてるんですね。すばらしい技術力で、頭が下がります(*^^*)

流入下水が処理の各段階で少しずつきれいになっている状況。
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放流水は、とてもきれいで飲み水のよう。ここまできれいになると感動的(*^^*)

西部下水処理場の処理区域を示す平面図。汚水幹線の状況ものってます(^^)
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「今後、中部処理場は全廃し、これまでにも北部や小江原は西部に統合し、香焼も南部に統合している。なるべく下水道料金をあげないように対応している。」

処理区域について、浦上川流域の範囲を拡大したもの。
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「流域内にはほとんどポンプがなく、自然流下で施設まで導いている。下水道管の直径は、処理場に近いところは山の下をトンネルで抜けて、直径は2m程度。このほかにも雨水排水もある。」。

■後半の部:下水処理場のようすについて

管理棟のモニター監視画面のようす。
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西部下水処理場の管理棟では、他の4か所の下水処理場についても集中監視を行っているとのこと。工夫されていますね(^^)

放流水の一部をためた水槽をみるメンバー。
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メダカを確認でき、テナガエビもみられるそうです。

処理棟の上部から見た管理棟のようす。浦上川流域などの汚水が流入しています。
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遠くの山の上には、かつて使われていた木鉢の清掃工場の煙突がみえます。

処理場上部の状況。意外にも、匂いがほとんどしない(^^)。どうして??
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処理場の上部は覆われて、脱臭設備が設置されているためとのことでした(^^)

曝気槽の計測装置(要確認)
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消毒槽のようす。とてもきれいになっています(^^)
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水処理系列のうち、1系列目のようす。下流の消毒槽から上流を撮影。
この右側に2があり、さらに右側に3〜7系列があります。
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とにかく大きく、毎日流入してくる汚水を休まず確実に処理していて、スゴい(*^^*)

隣接する西工場と、手前にはビオトープ。いろんな生きものがいて、渡り鳥もたくさん訪れるそうです。
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ミナミメダカは絶滅危惧種で、当初50匹を放流したのが、とてもたくさんに増えているとのことです。

放流槽の付近のようす。勢いよく流れる大きな音。
処理場に隣接する海に放流されます。
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遠くに見えるのは伊王島です(^^)

処理棟のようす。
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通常の処理場は地下に作られることが多いそうですが、埋立地で地盤の関係で地上式にして管理棟からポンプでくみ上げているそうです。

その後、講師の皆さんに拍手でお礼をして、処理場の見学を終了しました。
ほんとうに有難うございました(*^^*)

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