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信者さんのお葬式の場合は、これでよいのですが、信者さんのご家族で、信者さんでない方がなくなったとき、意外と対応が困難です。
バプテスマを受けていなくても、病床で信仰告白をした方の場合は、信者さんとしての扱いで、教会(キリスト集会)で葬儀を行います。バプテスマを受けていなくて、信仰告白をしていなくても、子供さんの場合は、信者さんの保護者の方の希望により教会(キリスト集会)でする場合もあります。罪についての正当な判断力がない状態で死亡されたので、キリストを受け入れる必要がない、という理解からです。
信者さんの親の方がなくなられたときが、実は一番問題で、なくなられた方の喪主に当たる方が信者さんの場合、大きく分けて3つの方法があります。
1)信者ではなかったが、遺族がクリスチャンであるのでキリスト教式で実施
2)無宗教式で家族層のような形で実施(キリスト集会は関与せず)
3)喪主を他の親族に交代させ、他のご遺族の希望する方式(主に仏式)で実施
1)は信者でないのに、とキリスト教式で葬儀を行うことに若干信者の側でも疑問を持つ方が出る場合もありますし、他のご遺族についても、違和感が残ることもあるようです。まぁ、そのことでもめることはあまりないとは思います。ご葬儀の場合、どうしても時間が限られるのと、遺族はなくなられた事実に打ちのめされていることも多いので、多少のごたごたは吸収されることがおおいので。
2)が一番、どこにも影響が及ばないかもしれません。
3)は喪主に当たる方の心に、なくなった方をキリストとであわすことができなかったという信仰上での傷や、当然喪主であるものが喪主とはならなかったというような家族間関係での傷を残すことが多く、これもまた奨めかねる部分があります。
その意味で、都市部では最近多く行われているような2)の無宗教式の葬儀が実施できれば良いのですが、地方では、葬儀=仏教式というイメージがある葬儀社が多い、キリスト教式の葬儀をしたことがないし、ましてやむ宗教式などはどうしてよいか分からないという葬儀社も少なくない、また、ご近所の方が出てきて葬儀を差配されるときの常識などもあり、なかなか難しいようです。
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