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ブラザレンの分裂の原因の一つに預言の理解に関する考え方の違い
や議論が、ありますがTim GrassのGathering to His Nameの66ページ
には、次のような記述が見られます。
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1938年にブリストルの近所のクリフトンで開催された大会での議論
の対象となった預言の問題には、ユダヤ人と異邦人のその時代(時代
区分)における見方と、千年王国期における地、国家、天のエルサレ
ムと地上のエルサレムについての考え方、が含まれたのでした。この
後発生する分裂を予兆するかのように、このような議論の参加者は、
サタン(悪魔)の働き(この時代から言ってたんですね)、異端的主
張の性質、主を愛する人々の中での分裂の原因、一致の方法としての
みことばから何を学ぶことができるのか、ということを議論していた
のでした。この大会は、ブラザレン以外の信者にも開かれていたため
に、ダービーが言うところによれば、イングランドとアイルランドか
ら100人以上の参加者が集まり、そのうちには、ダービーがいうところ
の敵と呼ばれる人々や、何人かは、Church of Englandからの参加者で
した。
預言は、1839年6月のレミントンでの大会でも再び議論の中心となった
のでした。J.W.ハワードはその大会を一種の霊的な祭典と呼びました。
しかし、ニュートンは、それほど積極的に評価していたわけではありま
せん。ダービーとニュートンの二つの主要な解釈が討議され、プリマス
からの出席者は、ニュートンのものの見方に沿った考え方をしていたの
ですが、大会での議論の内容にやや驚いてもいたのでした。
以上和訳終わり
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しかし、ダービーは性格が激しい人だったようですね。クリスチャン
が、他のクリスチャンを敵と呼ぶんですかねぇ。この辺の過激さが、今
尚ブラザレンの信者に引き継がれているように思います。信念を持つこ
とは悪いことではないけれども、また、真理を追究しようとする立場も
大切だけれども、それが行き過ぎると、不幸がおきるのかもしれないな
ぁ、と思います。
預言は、いろんな解釈の仕方があるものであるはずなので、もっと広
い解釈の仕方が可能であるという可能性を忘れてしまうと、こういう不
幸がおきるのかなぁ、と思います。どっちみち結論がつかないことであ
る分だけに議論が熱しやすく、ある考え方だけが正しいということには
ならないと思うんですがねぇ。
日本では、70年代中盤から80年代にかけて、一種の熱病のように預言
解釈がはやったことがありましたが、最近、また、預言の話があったと
いったようなお話もちらほら聞こえてくることもあるので、ブラザレン
と預言解釈、ということは本当に関連が深いんだなぁ、と思います。
参考文献
Tim Grass(2006) Gathering to His Name, Milton Keynes, Paternoster.
ISBN 1842272209
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ダービーという方は何らかの人格障害があったのでしょうかね?
自分と違う意見に対して簡単に『敵』と見なす人は有能であればあるほど分裂の種をまきやすい人であると思います。
2009/3/26(木) 午後 9:15 [ msq*x4*1 mikatarou ]
ミカタロウ様 コメントありがとうございました。
人格障害があったかどうかは、分からないのですが、自分の気持ちを素直に出す人だったようです。考えて動く、というよりは、自分が思ったことをその場その場で言う人だったようなので、余計混乱したのと、時代背景もあるのでしょうが、神秘主義的な表現を好んだ事が、余計混乱を大きくしたようです。
2009/3/26(木) 午後 10:01 [ kaw*muk*ih ]