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この時代のブラザレンの特徴として、結構文書のやり取りがある
ようです。これも、新約聖書における手紙を見習っているような
のですが、自分の考えを手紙にして、各地の集会を回覧させるや
り方は、ある面、そこまでして新約時代の信徒の在り方を模倣し
ようと考えた、初期のブラザレンの信徒、というよりは、ダービ
ーの考え方の影響が強いのだろうなぁ、と思います。この種の動
きが、この分裂騒動でも発生しており、ダービーはベテスダ集会
とその動きに同調する集会を非難した手紙(というよりは檄文)
を書いて、回覧しています。
Tim GrassのGathering to His Nameの80ページには、次のような
記述が見られます。
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1848年8月26日ダービーは、ベテスダ回覧文書と題する文書を
Leedsにおいて発行しました。Leedsでダービーは、おそらく
Trotterからであると思われるのですが、Yorkshireの多くの集
会が、ベテスダ集会の在り方に同調しているということを耳に
したのでした。
ダービーは、ベテスダ集会の在り方を、「ニュートンへの決定
的かつ包括的な支持を与えるものであり、ニュートンの悪(Evil)
の問題と密接に関係しており、その方法は、霊的な敵がとるであ
ろうその方法である」と批判したのでした。Jukesは、Yorkshire
の集会は、ニュートンの考え方に対して反対する点では一致して
いるが、プリマスのニュートンの集会からの個人を受け入れる
点では、基本的にベテスダと同じ考えを前提としてたと思われま
すし、他のその地方の集会も、Jukesのこの考え方に従う方向で
あったため、ダービーにこの地方の集会がベテスダと同様な方
法をとっているという判断させることになったようです。
以上和訳終わり
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しかし、ダービーの表現(太字で表示)は、回りくどいうえに
結構強烈だったりします。他人を悪と名指しする態度は、いかが
なものかと思います。この辺の神経には、個人的についていけな
いものを感じます。ブラザレンでも、この種の他人の異なる考え
方に対して、悪とする立場ということはかなり見られるので、気
をつけないといけないなぁ、と思います。
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