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オープンブラザレンとエクスクルーシブブラザレンの分離の記事
というよりは、ニュートンとの関係から始まりベテスダ集会とダ
ービーに近いグループとの分裂については、今回で終わりにした
いと思います。
オープンブラザレンは、基本単立の教会のゆるい連合体という
か、つながっているのかどうかもよく分からない集団なので、分
裂ということがそもそも分かりにくい集団ですが、この後、オー
ストラリアのグループの分裂があり、その後比較的大きなものは、
Needed Truth Brethrenと呼ばれるグループが独立しました。この
グループは、後にChurches of Godという名前のついたグループを
形成するのですが、その分裂が、大きな分裂といえば分裂といえる
程度です。Churches of Godについては、その名称をよしとしない
というニュアンスたっぷりの文章が書かれた、Roger N. Shuff (著)
Searching for the True Church: Brethren and Evangelicals
in Mid-Twentieth-Century England (Studies in Evangelical
History and Thought) ISBN-10: 1597527947のような本もあります。
元々、独立した教会が緩やかにつながっている集団なので、分裂
や対立に至らない、というところがあるのだろうと思います。
ところが、Exclusive BrethrenまたはConnexional Brethrenと
呼ばれるグループは、ダービーの最大の理解者であった、Kellyの
グループとダービーの後継者となったStoneyのグループ、Stoney
グループの中でのLoweとRavenの分裂、Ravenのグループの中での
GlantonとRavenのグループ間の分裂と分裂に分裂を繰り返してい
きます。緩やかな連合体の方が、分裂したくてもしにくかったの
に比べ、強い連結を求めていった方が、分裂を繰り返しているの
は、歴史の悲劇としか良いようがないかなぁ、と思います。
参考文献
Tim Grass(2006) Gathering to His Name, Milton Keynes,
Paternoster. ISBN 1842272209
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