ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

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Tim GrassはGathering to His Name(2006)の7章P151で、

以下のように述べています。

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M'Vickerにも、そう主張する根拠はある。いくつかのグループでは、

書き手が限られているために、ある特定の個人の主張が支配的に

なる傾向があったからである。このことは、このグループの中で著者

を示すイニシャルだけが用いられる習慣が広く認められることからも

傍証される。このイニシャルで表したとしても、あまりに有名であるた

めに誰かが特定されることはしばしば発生した。

とはいえ、このイニシャル表示は、神が肉体をもつ人間を通して教

える権威を与えた、ということを暗示するために用いられた。例えば、

JNDはダービーを意味したし、CHMはマッキントシュを示した。しかし、

F.F. Bruceを示すために、FFBという例は見られない。

このイニシャルを用いる習慣は人間にではなく神に目が向くようにと

いう根拠から出てきたものであるが、むしろ、ブラザレンの歴史では逆

のことが起きたようである。イニシャルの利用は、神秘的な権威性を書

いた個人に与え、人々がその権威性とその発言を受け入れるのに助け

になったようである。
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オープンブラザレンでの書き手が限られることは、Grassも以前指摘し

ていましたが、ブラザレン自身、書き手は限られていたように思います。

書き手が限られることで、特定の人たちの主張が繰り返し読まれるとい

うことにつながり、それがさらに、その少ない書き手の権威性を高める

ということになったようです。また、イニシャルの利用は、個人を特定

できなくするという効用よりは、個人の権威性を高める結果につながっ

たのは、皮肉な結果ですが、そのような本来の目的からの逸脱、とい

うことはわりとおこりがちなので、本来の目的とその検討ということを

していった方がいいかもしれません。そうでないと、形式だけが残り、

形式の目的であった本質が忘れられてしまうように思います。

伝道出版社の翻訳本でもこの傾向はみられるようで、最近は翻訳

者を明示するようになりましたが、以前は、翻訳者が編集部という

かたちで隠されることが多かったことは翻訳者が報われないという

点で、残念であったように思います。

最近の伝道出版社の月刊誌は読んでいないので、どうなってい

るのかは、よくわからないのですが、現状でどうなっているのか、

一度、確認してみたいと思います。 特に、みことば、という信者の

自己研さん用の雑誌の著者がどうなっているのか、確認してみたい、

と思っております。バランスの取れた聖書解釈が広範囲に見られる

ことを期待したいと思います。


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天皇に謁見するとき天皇陛下の前に簾のようなものを垂らして姿を見えにくくして神秘性を高めるってのと似てますね。見えにくい所が神秘性を高める訳ですね。

2010/10/31(日) 午後 10:50 [ ぷにょす ]

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コメントありがとうございました。

まぁ、ダービー自身、すごく神秘的なことに関心が深く、神秘主義者といってもよかったと思います。本人が自分について、どう思っておられたのかは、確かめようがないですが。ダービーの解釈を解釈する役割を果たす人物としてのKellyを必要としたようです。ただ、このKellyもダービーと対立して、別グループを形成していきます。

神秘性とカリスマとの両面で、評価を高めていったようです。本人は意図していなかった、と信じたいですが。

2010/11/1(月) 午後 6:48 [ kaw*muk*ih ]


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