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聖餐式が集会ごとに方法論や考え方が違うので、なんともいいがたい部分がありますが、ブラザレンでの聖餐式では、福音主義の教会と同様に、十字架とその上で完成された救いがテーマになるのは同じです。ただ、聖餐式自体に一般信者が参加するので、祈りが多く、その祈り方のパターンはさまざまですが、全体に、祈りの時間は非常に長いという特徴はあろうかと思います。非常に、短い場合で、20秒、という記録的なものがありますが、平均2分から4分というところでしょうか。一人で、10分以上祈っている人もいないわけではありません。
祈りの中に聖書の引用が多いのも、ブラザレンの特徴かと思います。もちろん、聖書に基づいて祈るわけですから、聖書の引用が多くなるのは仕方ないのかもしれませんが、それにしても多い、というのがその特徴です。引用が長いからこそ、祈りの時間も長くなるのですが。
また、教会(集会)によっては祈りのときに、独特の節回しがあることがあります。ある抑揚を持った祈りがされるのです。一種の音楽に乗ったかのような感じです。日本では余りありませんが、北米のプリマスブラザレンでは、特定の祈りの抑揚のパターンがある集会(教会)があります。
福音集会の場では、この抑揚を持った祈りがささげられることは余りありません。聖餐式においてのみ見られる傾向のようです。
一応、聖餐式に関して大まかな説明ができたと思います。あと、残されたのは、ぶどう酒の回しのみとぶどう酒の回るパンとぶどう酒の順番があると思いますが、それについては、次回、最終回でお話しようと思います。
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