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一般の教会の聖餐式では(といってもいったことがあるのはプロテスタント系のいくつかしかありませんから一般化はしにくいのですが)、教会のホール正面の一段高いプラットフォーム上にパンとぶどう酒が置かれます。
一般の会堂の場合、そのプラットフォームに平行に並ぶ形の長いすに信者が座り、ちょうど映画館や講堂のような感じの場所で聖餐式が行われます。
たいていの教会では、小さなガラス製またはプラスチック製のコップにぶどう酒が注がれ、クラッカー上の小さなパンが、ステンレスまたは銀製のやや平ためのボールに入って、パンとぶどう酒の給仕係から、順次手渡される感じで、回ってきます。
ブラザレンの聖餐式では、大きい教会では、このような形がとられることもありますが、もともとCroninなどがはじめた家庭集会、家庭聖書研究会から発生したこともあり、また、主の晩餐がテーブルを囲むように座っていた(正確には寝転んでいた)とされていることもあり、パンとぶどう酒を取り囲むようにイスが配置されなおされます。
こんなことができるのも、教会(集会)が小さいときだけで、教会(集会)が大きくなれば、こんなことはしていることはできないので、大きなブラザレンのグループでは教会式に、信者がパンとぶどう酒を囲む形ではなく、パンとぶどう酒に正対するという形をとるところもあります。
ただ、このように並べることで、信者の間に微妙な連帯感が生まれると同時に、パンとぶどう酒を囲み、これら守る一種の戦士のような意識を持つような部分もあり、これが、また、他者への排除とつながるので、形とはいえ、いろいろな効果を人間心理に有無のだなぁ、と最近は考えます。
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