ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

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ブラザレンの聖餐式では、一般の他の教会の参加を認めていないところが多いです。この辺の偏狭さが個人的には、いかがなものか、と思いますが。特に日本では、この傾向が強いです。

この背景には、ブラザレンにおいて、聖餐式が最も重要なプログラムであるという認識があります。ブラザレンの教会(集会)の日曜日の基本的なプログラムは、午前中、聖餐式、(午前または午後 学び会)、午後、福音集会が代表的なものです。その中でも、聖餐式が最も重要とされます。時間的な制約がある信者には、聖餐式だけでも出るように、とすすめられることが多いほどです。

一般の他の教会の信者を聖餐式に受け入れない、ということの背景には、以前ブラザレンのところでお話した自分たちは正しく、他の教会のあり方は間違っているという信念(あるいは根拠のない考え、思い込み)があり、他の教会の信者は間違っているので、そのような間違った考え方を持つ人々を、聖なるきよい聖餐式に参加させるのはいかがなものか、という立場に立つものです。ネルソン・ダービーがこの考え方を突き詰めていきます。

ネルソン・ダービーの考え方に強く影響を受けたウォッチマン・ニーの影響を受けた地域召会のグループとブラザレンは、この影響を非常に受けています。その意味で、聖餐式の参加者だけはそのグループのメンバーだけに限られることが多いです。日本の現在のブラザレンの集会は、ほとんどオープンブラザレンがその出発点にあるところが少なくないのですが、比較的声の大きな伝道者といった人々の発言やダービーの著書の影響を受けている人々が多く、このあたりのことを煮詰めて考えている人々がそう多くない様に思います。むしろ、伝統的にそうしてきたから、他の集会でそうしているから、ということで、そのような対応を取る集会が大半のように思います。それもどうか、と思うのですが。とはいえ、すべてを疑って何かする、というのは結構面倒でもあるので。

日本のブラザレン、キリスト集会の場合、ブラザレンのある集会から別の集会に行くときに、『紹介状』というものを発行してもらいます。これがないときには、基本的には聖餐式に参加を認めないキリスト集会が大半です。それは、要するに、この人は、聖餐式に参加するのにふさわしい信者であることを母教会(母集会)が保障するから、参加させてあげてね、ということでしかありません。

紹介状の意味と役割については、次回(たぶん聖餐式の最終回)に説明したいと思います。

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