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万人祭司主義から導かれる信者の関与
ブラザレンにおいて、信者は単なる傍観者や一参加者ではありえません。ブラザレンで、信者は、参加者であり、実施者であり、実行者です。その意味で、礼拝に主体的に関与する存在、教会活動に積極的主体的に関与し、自ら、教会活動を形作る存在です。とはいえ、それをするのは、もっぱら、男性信者に限られることが多いですが。
聖職者、あるいは専任の牧師、専任の宣教者をおかないことが多いので、教会での聖書研究会の司会だけでなく、講壇にたっての聖書の解釈、講解、福音伝道、そればかりでなく各種の組織運営、各種のイベントの企画、企画調整業務、イベントの実施、評価までします。その上に、献金の管理、運用、土地建物を含めた資産運用も担当します。ですから、まさしく、教会運営のすべてに積極的に関与できますし、関与することが求められます。
こういう教会生活を送るので、一教会員と役員、一教会員と牧師の間にものすごい落差のある教会(大手の教会では、この落差が大きい)であれば、積極的に関与する場が保障されず、なんか手持ち無沙汰の感じがすることがあるようです。
スモールグループでもあれば、それなりの関与ができるのですが、ただ、一般教会員に比べ比較の問題ではありますが、聖書知識がやや多いブラザレンの場合、その場で発言が多くなったり、教えたりするような傾向もあり、それがあまりに目立つと、スモールグループのメンバーから反感を買う場合もあるとは思います。その意味で、一般の教会への定着が難しいのがブラザレンの特徴といえるでしょう。
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