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昭和50年代の後半以降、新改訳聖書が出てから、一気にこの翻訳に移りはじめます。とは言いながら、新改訳、口語訳、文語訳の並存状態が続きます。60年代まで、この傾向は続きます。
新改訳は、大正改訳の後継訳であることと正確な翻訳を目指したといっていますが、福音派としての聖書であろうということを目指したために、福音派の聖書理解を色濃く落とした訳となります。ブラザレンは、もともと福音派と親和性が非常に強いので、この翻訳に写るのは時間の問題といえたでしょう。
ただ、既存の口語訳を利用になっている方々からすると、なぜ、聖書を移行しないといけないのか、というようなこともあり、正式訳化するまで、各教会(集会)でいろいろと議論があったようです。ただ、引きやすさの点で、圧倒的であったので、福音宣教という名目から、新改訳に移行していきます。
現在、ハンセン氏病の訳語問題と差別用語の除去、一部の翻訳の修正を行った第3版が出ていますが、基本、同じ聖書なので、なかなか移行は進んでいきません。すでに、第3版しか入手不能になっているので、聖書の耐用年数が経過した5年後以降に移行するものと思います。
個人的には、同じ聖書を読み続けると(特に線を入れたり書き込みを入れたりすると)そこばかりの聖句に目が行ってしまい、より豊かな聖書理解の妨げになることもあるので、2−3年に1度は、聖書を変えることにしていますが、普通の信者の方の平均耐用年数は、多分10年以上あるように思います。
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