ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

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ブラザレン自身、また、ほかのイギリス各派の1800年代前半当時の教会のメンバーにとって見れば、基本的には再臨が近い、という認識が生まれていました。どこからそういう根拠になったかはよくわかりませんが。

結局、再臨が近いということは何が起きるか。信者の中での一種の「あせり」、というのか、何とかしなければ、という思いになるわけです。特に、間違っている(ダービーはEvilと呼んでいるので、間違っているよりは、邪悪とか、悪とかいっている感じですが)とされてしまったところにいる信者は、再臨があるときに天国にいけないかもしれない。だとしたら、正しい知識を持っているプリマスブラザレンとしては放置できない、正しい教会のあり方に従っていないと、再臨のときに天国にいけなくなるかもしれない、となるわけです。

特に、ダービーは、前千年説(千年王国の前に再臨がある)という説を唱えましたから、千年王国に乗り遅れないように導くのがキリスト者の愛だ、という感覚で、行動したようです。ということは、間違った教会にいると、千年王国に入れないといけない、という独特の救済論から、他の教会から移るように積極的に進めていたようです。

ブラザレンが目指した純粋性を求める結果、聖餐式は聖なるものであるという概念が出てきます。聖書を純粋に読む結果、キリストの命令であり、したがって聖餐式は教会生活において、非常に重要な概念になるわけです。
したがって、この聖餐式は真剣に取り組まなければならないということになります。聖餐式は聖であるので、聖なるものが預かることができる、また、聖餐式に参加するためには、そのふさわしさが求められるということもあるので、それをどのようにして保障するのか、ということで、大きな問題になってきます。

このことは、グロービス、ミューラーの重視した視点に立つ独立(開放型)ブラザレンとダービーの重視した視点に立つ連接型(閉鎖型)ブラザレンとの間で大きな差を形作っていきます。

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