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1970年代後半から1980年代初頭にかけて、ブラザレンの中で、再臨に対する期待が極めて高くなりました。
ひとつは、オイルショック、ひとつは円ドル相場の自由化の結果、急速な円高・ドル安の進行と経済の大きな変革の時期があり、それと同時にイスラエルの対アラブへの戦争での勝利や中東和平の進展といったことを背景としながら、日本のブラザレンのクリスチャンの間でもユダヤへの関心が高くなりました。その中で、ブラザレンの中では艱難前再臨説が主流でしたが、石浜さんは艱難後再臨説を確信しておられました。これは揺るがなかったです。
以前にも書きましたが、経済危機や、政治的な変化の中で預言に対する関心が高まるのは、ブラザレンの伝統でもあるので、ある面当然という側面があります。ブラザレン自身が、再臨の待望を背景とした運動でもあったので、信者がある程度増えてきた中での始めての再臨の待望だったように思います。
その中で、宇野正美さんという元高校の社会科の教師の信者の方が、各地の集会で再臨のことについて学び、それと同時に本を出版(ユダヤが・・・・と世界が見えてくる)というようなタイトルで本を書き、フジテレビの竹村健一が出てくる時事解説番組にゲスト出演するとなると、再臨に関する宇野さんの講演テープが信者間で飛び交いました。宇野さんは、艱難前再臨説にたっておられますが、石浜さんは最後まで艱難後再臨説でした。
この背景には、第2次世界大戦中の非常に厳しい環境下での信仰生活を送ったという個人的な経験が拝見にあったと思います。そして、本当の信者とそうでない信者が分けられるという考えがあったようです。そして、困難の中でしかえられない信仰の成長があることも。
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