ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

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 プロテスタント系の教会の中には、結婚式を積極的に福音伝道の機会と捉え、結婚式を機会に福音を語ろうとする教会も少なくありません。カトリックの人々にとっては、結婚もバプテスマ同様、サクラメントですからカトリック以外の信者の結婚式をカトリック教会で挙げる、ということにはなりません。

 また、カトリック信者になるためには、いくつかの条件が厳密にあるはずですから、そこもクリアする必要があります。ただ、その条件設定の自由度は、教会により異なるはずです。

 ところで、プロテスタント系の教会の中での、結婚式を積極的に福音伝道の機会と捉え、結婚式を機会に福音を語ろうとする教会のあり方、そして、信仰者を増やそうとするあり方は、基本的に、考え方としては一つの考え方であり、尊重されるべきであろうと思いますが、ただ、問題も少なくないように、個人としては思います。

 確かに、結婚式はサクラメントではなく、一種の人の前の儀式であるという態度に立てば、神の礼拝者でない人々に対して、結婚式を教会(集会)で挙げさせるのは、別に問題はないと思います。しかし、現在の日本社会の中での多くの人々が持つ日本に存在する各宗教との等間隔外交的な態度、お葬式は仏教、七五三と初詣は神社、クリスマスはキリスト教式ということに現れるような緩やかな信仰との関係性のあり方は、聖書が教える神との関係の理解とは異質だと思います。結婚式を教会でしても、神の真の礼拝者とならない方のほうが大半だとおもうので、そのことを考えると、教会での信者以外の結婚式はどうかなぁ、思いますが。それでも、ごくわずかでも、神の礼拝者となる方が増えることを期待して結婚式を執り行うということも一つのあり方であると思います。

 少なくとも、非主流派のキリスト者集団であり、華美な儀式性や装飾を嫌うブラザレンのキリスト集会で、好き好んで結婚式を挙げようと思われる方はいないでしょうし、結婚式のためだけにブラザレンのキリスト集会のメンバーに加わりたいと思われる方は少ないと思います。なぜなら、信者でない人々のために結婚式を喜んであげてくれるキリスト教会がいくらでもあるからです。
 
 とはいえ、一度、現在所属するキリスト集会のご近所にあったイタリアン・レストランから、結婚式を司式する牧師の派遣依頼が来たことがあります。そのレストランは、ハウス・ウェディングの走りのようなレストラン・ウェディングを売り物にしていたこともあり、キリスト教会で近所にある教会だ、ということで打診してきたことがありました。もちろん、その場でお断りしました。
 
 また、私がキリスト者であることを知る知り合いのホテル関係者から「結婚式の司式をしてくれる退職牧師を紹介してくれないか」という問合せを受けたこともあります。ブラザレンの信徒の中で見つけるのは、無理なので、他のキリスト教会の牧師を紹介するから、そちらに問い合わせてくれ、というお願いをすることで、一応回避しました。ホテル業界でも、いわゆる『キリスト教式結婚式』(キリスト者の結婚式もどきの結婚式)を希望する方が増え、より本格的な結婚式に見せたい、というホテルや結婚式場側の希望もあり、結構この種の需要があるんだなぁ、と思ったことが思い出されます。

 ということで、一応、これで、儀式としての結婚式はおしまいとします。

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