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ブラザレンの男性信徒にとって、職業選択ということは非常に大きな制約条件になります。日曜日の集会参加(聖餐式の参加)を非常に重視するために、職業自体の選択での問題であればまだよいのですが、途中から職業を変えなければならなくなるということを経験される(された)方がおられます。
その結果として、どうしてもブラザレン自体、信徒のタイプが似通っているというのか、多様性にかけるというのか、というところがあるように思います。日本の集会(ブラザレン運動の関係者)で多いのは学校の先生関係、ホワイトカラーのサラリーマン、公務員でしょうか。
Neil Dickson, Brethren in Scotland (Studies in Evangelical History and Thought Series) (Studies in Evangelical History and Thought) ISBN 184227113X
では、スコットランドでは炭鉱労働者や漁村でこのブラザレン運動が広まっていった、という記載や、冒頭部のインタビューに石工だった人のインタビューの記録などがあるなど、スコットランドでの運動の様子が丹念に記録されています(なお、この本はアメリカのアマゾンでは、もう既に絶版扱いになっています)。スコットランドと日本とでは、日曜日の社会における感覚が違うのが、影響しているようです。
アメリカは、グローバル化し、24時間365日というビジネススタイルを持ってしまったがゆえに、日曜日の感覚がずれてしまい、それに習えという雰囲気が経済のグローバル化に伴って発生し、もともと日曜日が特殊な曜日という感覚のない日本社会の日曜日に関する感覚が崩れてしまったのではないか、ということを思います。そのような環境の中、日曜日をどう考えるのか、はブラザレンの一人一人の信徒にとって大きな問題かもしれません。
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