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サンタ・バーバラの教会に行き始めて、いいなぁ、と思ったことは、週報がきちんとしていることでした。週報というのは、毎週、日曜日教会に行くと、今日のプログラムやメッセージ、今週のイベントや連絡事項などが書いてあるものです。
ブラザレンの教会(キリスト集会)では、聖霊に導かれた兄弟が話す、という原則があるところが多いので、週報なんかは、出したくても出せない、ということが多いのです。週報の存在は、うわさにはかねがね、ということでしたが、現物を見たのは、このショアラインチャーチがはじめてだったです。
ところで、しばらくしてから、分かったことなんですが、このパスター・ルイという牧師さんが、一種のパートタイムというのか、一時的な牧師さんだったのです。いわば、パート勤務というか、ワンポイントリリーフのパスターだったんですね。アメリカでは、パスターも渡り歩くとは聞いていましたが、ここまでモビリティが高いとは思いませんでした。ルイ・ドミンゲスというパスターは、本来、この教会の牧会の責任を負うシニア・パスターではなく、ジュニア・パスターが頼まれてパスターの役割をしている、ということが分かったのです。最初、毎週配られる週報に、パスターとだけ書いてあったので、まさか臨時雇い的なパスターとは思わず、ずーっとこの教会で奉仕を続けているのだ、と思っていたのですが、どうも違っていたみたいです。これもびっくりしたことでした。
スモールグループで、長老をしている人に聞いてみたら、もともと、シニアパスターがいたのですが、それが別のところの教会に移った(理由はその場所での奉仕に神の召命を感じたから、ということらしいです)ので、とりあえず、パスター空席もねぇ、という事で、そのときにジュニア・パスターとして、サンタ・バーバラで働くことの中に自分の召命を感じていて、臨時雇い的な働きをしていたルイ・ドミンゲスさんに正式のパスターが決まるまでの間、パスターをしてもらうことにした、ということらしかったです。
このルイ・ドミンゲスさんというのは、名前が示すとおり、ヒスパニック系のアメリカ人の牧師さんですが、家族の伝統であるから、カトリックの信者であるといったような形骸化した信仰ではなく、もっとリッチな信仰、聖書に基づくイエスへの信仰をヒスパニック・アメリカンに伝えたい、という思いからマルチカルチュラルな伝道を考えているという変わった方でした。
話はゆっくりとしていたし、メタファーも面白かったし、60過ぎということもあり、家庭の問題や、孫の問題なんかも出しながら、話をしてくれたので、親しみやすかったので、いいなぁ、と思いました。
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