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せっかく、アフリカからこられたので、アフリカ人自体が持っていた本来の霊性Spritualityってどんなもの?と聞いたところ、次のような答えが返ってきました。
霊性自体は深いものがある。特に、伝統的な社会の中でも、唯一の絶対者であり、宇宙の創造主は唯一の存在あるが非常に遠い存在であるということでした。その遠くにいた神が、イエスであり、それが今地上に来たのだ、という説明で福音が語られていったようです。ちょうど、アレオパゴスで、パウロが語ったように。
でも、アフリカでは、地域の霊的な存在はあると聞いたが、と聞いたところ、それは、アニミズムに近い先祖崇拝だ、というおはなしでした。
へぇ、日本とよく似ているんだ、ということを思いました。よく聞いてみると、日本では、それが鎮守の森みたいな形で、森や山などが神として考えられているものの、ザンビアでは、先祖が住んでいると考えられている木というのが、村ごとにある(あった)、と聞きました。
もうちょっと言うと、ザンビアでは、この機の中に先祖の精霊が宿っており、死者の弔いなどや伝統に従わない形での埋葬などがあると、それが病気や不幸などの原因と結び付けられて考えられていると祟り的な信仰形態ということだったのです。ただし、植民地化に伴い福音宣教が進められていく中、クリスチャンが伝統的な社会の方法論と違う形で葬儀などを行う中で、祖霊崇拝などをしなくても、実際には不幸が起きないことなどを経験を通して学ぶなかで、この種の祖霊崇拝がなくなっていったということだそうです。
日本では、教育水準が上昇しているものの、祖霊崇拝の問題が存在している背景には、日本の祖霊がある面、ザンビアのように呪う存在として存在するのではなく、一種善をもたらす保護者としての存在という理解があることがあるのでは、ということを考えました。
ただ、重要な問題として、現在も尚呪術的な医療者Witch Doctorの問題がある、という話でした。つまり、医療者へのアクセシビリティが非常に限られるため、身近にいるWitch Doctorに依存していることがあるようです。
これについては、また改めて書いていこうと思います。
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