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ブラザレンには、エクスクルーシブブラザレン(連結型ブラザレン)
とオープンブラザレン(独立型ブラザレン)の2種類がありますが、こ
れは実はダービー・グループ(エクスクルーシブブラザレン)と非ダ
ービー・グループ(オープンブラザレン)との分裂です。この経緯はか
なり複雑なのですが、一番分かりやすい説明は、今読んでいるTim Grass
の本でした。これから、しばらくその経緯について、Tim Grassの中から
拾っていこうと思います。この分裂事件について、Tim GrassのGathering
to His Nameの63ページには、次のような記述が見られます。
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イギリスのブラザレンの歴史の中で、最も残念な出来事の一つは、オー
プンブラザレンのグループと、エクスクルーシブブラザレンのグループと
の分裂です。プリマスとブリストルで1845年から1848年の間で起こった出
来事の結果、この分裂が生まれたのでした。(このことは3段階に分けて
考えるとよいようで、Tim Grassはこの立場に立っています。)第1段階で
は、ダービーが、プリマスでニュートンと衝突し、集会が分裂しました。
その原因は、預言と教会の秩序に関する論争でした。第2段階では、キリ
ストの苦しみに関するニュートンのものの見方の問題が原因でした。この
ニュートンの考え方は、実質的にほとんどのブラザレンの指導的な人々か
ら、非難された考え方でした。第3段階は、神学的な間違いの問題にかか
わったと考えられる集会の信者を受け入れる、そのあり方で分裂したので
した。
以上和訳終わり
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エクスクルーシブ・ブラザレンとオープン・ブラザレンに分かれている
とはいえ、実質的にはかなりの交流があり、明確な線引きをすることは困
難だと思います。エクスクルーシブ・ブラザレンは、交流を通じての明確
なグループ意識があるのですが、オープン・ブラザレンは、非常に多様で、
グループ意識もないので、非常に多様です。聖書理解についても、エクス
クルーシブ・ブラザレンと類似性の高い人もいれば、そうでない人も、オ
ープン・ブラザレンには、おられます。
英国では、人的交流を通して、両者の考えがかなり混じっているようです。
日本のキリスト集会と呼ばれるグループでは、あまりこのあたりのことが
伝わらないまま、日本に定着していったので、他の集会との関連を重視す
る(他の動きを気にする)集会もあれば、わが道を行く、見たいな一匹狼
的な集会もあります。
参考文献
Tim Grass(2006) Gathering to His Name, Milton Keynes, Paternoster.
ISBN 1842272209
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