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分裂問題は、再臨問題と深く関係していることは以前にも描いたように
思うのですが、預言に対する基本的な立場や考え方に加え、聖書解釈の問
題がニュートンとダービーの分裂に影響を及ぼしていたようです。ブラザ
レンは、聖書の中に見出せる真理が何であるのか、ということをかなり真
面目に追究しようとするところがあるため、議論が先鋭化しやすいようで
す。聖書理解や新率についての意見が、完全に一致することということは
あまりないのでは?と思っています。本来、一人一人違っている分だけ、
聖書の解釈の幅があって当然だと思うのですが、真剣に考えた結果、ある
方向性が真理だという結論に達してしまうと、それとは異なる見解は、
絢マット物に見えてしまうため、その考えを受け入れることが難しくなる
ようです。このような考え方の違いが、これまで多くのキリスト集会での
分裂の原因となったようです。ニュートンとダービーの対立もそのような
ものだったようです。このことについて、Tim GrassのGathering to His
Nameの71ページには、次のような記述が見られます。
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1840年ごろから、イエスの再臨の前にニュートンがおきることと考えた
ことと、ダービーの再臨時点でおきると考えたこと(救いを得る方法が一
つ以上あると理解する可能性を残すような聖書解釈学的なダービーのアプロ
ーチは、ニュートンの改革派的な信念からは忌み嫌うべきような立場の考え
方であるために)ダービーの考え方には、キリストに対する信仰を破壊しか
ねないとするニュートンの考えを書いた5つの手紙を集会の中で回覧したの
でした。
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今では、こんな文書が集会内で出回ったり回覧されることはないですが、
ブラザレン運動が始まって、20年ほどでこんな状態に至ったのかと思うと、
ちょっと複雑な心境となります。
ちなみに、ニュートンが批判した、ダービーのキリストに対する信仰を
破壊しかねない理解とは、ユダヤ人の回復に関する理解で、ダービーは
ユダヤ人の残されたものが、神の民として回復するということを強調し、
その回復についてのキリストの関与をはっきりといわなかったようで、
ニュートンは回覧された手紙の中で、ダービーのそのような点を強く批判
したようです。
参考文献
Tim Grass(2006) Gathering to His Name, Milton Keynes, Paternoster.
ISBN 1842272209
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