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石濱さんというのは、伝道熱心な方でしたねぇ。3度の飯より伝道がすき、
というのか、他人の時間は関係なく、伝道していました。生活保護などの社
会福祉が進んでも、その制度の枠に収まらない方やそれでも十分でない方、
お金などに困っている方なども集会に来られたようです。何度かは、現場に
居合わせました。現在所属している集会でも、数年に1度くらいの感じで、
そういった方が来られることもあります。
集会に来た以上は、福音を聞くものと思っている石濱さんにとっては、そ
の方を捕まえて2-3時間にわたって福音をお話になったようです。相手の方も、
お金とかいろんなものをもら得るだろうと思って、来ておられるので、仕方
なく聞いておられた方もあったようですが、ほぼ、一方的にお話しを聞かさ
れるので、かなり大変だったろうと思います。
昔は、教会にはお金に困った方や、アルコール中毒患者の方、ギャンブル
中毒の方が時々来られていたのですが、最近は来られなくなりましたねぇ。
減ったような気がします。そういう方の目的が福音を聞くことでないと分か
っていても、延々と福音を楽しそうに語っておられたのが、石濱さんという
方でした。そういうときには、ギリシア語がどうの、ヘブル語がどうの、こ
の部分の聖書解釈はどうのということはなく、シンプルに分かりやすいお話
をしておられたことを記憶しています。
石濱さんが集っていたキリスト集会には、石濱さんがなくなられる5年位
前には、聖書のお話を聴きに来る方は極めてまれでしたが、そういう人が来
られた時には、本当にうれしそうだったことを記憶しています。
福音を語ることが心底何よりも楽しい、石濱さんは、そんな方だったです
ね。
石濱さんという方について、まだまだ語りたいこともあるのですが、忘れ
たくない,残したい、こんな面白い話もあったのだけど、という思いもある
のですが、いつまでもずるずるとこのまま続けるのもどうかと思うので、石
濱さんの思い出については、今回で終わりにしたいと思います。懐かしい思
い出を持ったまま。
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