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以前から、時々見ているサイトに、
ペンテコステ宣教学
http://www.geocities.jp/tillich37/
というサイトがあります。非常に深い論考が、サイトを運営して
おられる佐々木さんと言う長崎におられるペンテコステ派の牧師
さんのサイトで、ブラザレンをめぐる諸断章は、整理もせずに思
いつくまま書きっぱなしで情報提供していますが、こちらのほう
は、ペンテコステ派を客観視して分析的にそしてその独自性と特
徴をとらえながら、福音宣教について整理したうえで、様々な観
点から書いておられます。非常に示唆に富むサイトです。
霊の働きや聖霊について、預言の解釈の部分で若干のちょっと
同意できないかなぁ、と思う部分もあるのですが、聖書や福音に
ついては基本的にはほぼ同じ理解です。何より、一番面白いのは、
日本社会とフィリピン社会、沖縄社会(沖縄は本土とは少し違う
文化があるので分けました。差別しているわけではありません。)
での実際の伝道経験に基づく実践神学と言うのか、伝道に対する
考え方、そこから抽出された『人にイエスをどのように伝えてい
くのか』と言うことに関する考え方と、現状分析が述べられてお
り、大変参考になります。「オドロキの宣教師育成法」、「ビッ
クリ宣教学」、「日本伝道攻略法」に分かれて、それぞれ実体験
に基づいた視線から書かれていますが、最新の
「日本の宣教を問う」
http://www.geocities.jp/tillich37/sasaki.japanesemission.html
というページのコンテンツは、非常に面白い視点を持っています。
この論考は、日本での伝道がなぜうまくいかないのか、に関するき
わめてユニークな視点からの論考だと思います。日本宣教がうまく
いかなかったことの背景には、戦国期に日本にやってきたスペイン
系カトリック教会の帝国主義との共同歩調や教会と国家との関係が
あったことに加え、明治期以降に日本に福音を伝えた宣教師達が、
非キリスト教的なものを悪、あるいは罪とする一種の2元論的な
西洋文化というのか、西洋的な思考構造というのか、非寛容の精
神という混ぜ物を含む形で伝えたがために、純粋な形とはなって
いないことに関する抵抗意識があるのではないか、という指摘で
す。もちろん、この2元論的な思考は、ヨーロッパよりもアメリ
カ文化に一層強く見られるもののような気がします。もちろん、
ペンテコステ派はアメリカで発展したので、その傾向はブラザレ
ン運動よりはより強くあるように思います。もちろん、ブラザレ
ン運動にも、似たような側面があるとは思います。
このテーマで、しばらく続けます。
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