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ブラザレン・ブラザレンした記事が続いたので、ちょっと
ここらで休憩して、サンタ・バーバラの教会でのお話をして
参りたいと思います。
サンタ・バーバラの教会に行った時に、あぁ、いいなぁ、
と思ったのは、他の教会との関係がかなり密接に取られて
いる、ということでした。いろんな形で様々な教会が様々
な目的のために同じキリストの体をなしていることを意識し
つつ、緩やかに連携し、協力している、協力しようとして
いる、という姿勢が実体験で分かったことです。
たとえば、レスキューミッションというホームレスの
支援があります。アメリカでは、いろんな事情(ベトナ
ム戦争の後遺症や、アルコール中毒、麻薬中毒、犯罪被
害者、未婚の母、経済的な困窮など)でホームレスにな
らざるを得ずなられる方がおられ、ちょっと大きめのス
ーパーや割と交通量の多いインターステートの入り口、
時間帯によっては、信号で流入制限をしているインター
ステートの入り口(車が確実に止まるので)には、結構
ホームレスの人々がおられることが多いのです。
余談ですが、サンタ・バーバラはお金持ちが多く、ホ
ームレスの実入りがいいことと、気候が温順なので、ホ
ームレスが多いなぁと言う印象を持っておりました。
2003年には、市当局が独自の対策を考えるほど、集って
来るホームレスの方が多かったようです。
その人々のための社会復帰や食料支給などをするため
の団体として、レスキューミッションという団体が構成
されていました。私のいっていた教会でも、そこへの支
援なんかを年に数回していました。たとえば、年に数回、
カンズメの食料品などや各種の保存性の高い食料品や不
要な衣類などを集めていたりしました。現金を渡すと、
それが食事に変わるのではなく、アルコールや麻薬など
に変わる、ということもあるらしいので、必要とするも
のを現物支給するという方針が原則だったようです。我
が家も、豆のスープのカンズメなんかを買っていって持
っていった記憶があります。公立小学校にも、他の教会
から、このレスキューミッションのために、保存食品集
めの高校生のボランティアが説明に来たようです。
いっていた教会は別に社会福祉を中心に取り組むよう
な、社会的活動に熱心な教会ではなかったのですが、必
要とする人たちに神の子供となる権利を持つ人々である
以上、必要とするものを与えようとすることにしていた
ようです。他の教会と協力しながらあることを成し遂げ
よう、エキュメニカル運動ではなくて、という姿勢は、
自分たちのうちだけにこもりがちであったブラザレンの
信徒であった私にとっては、非常に目が開かれるような
経験でした。キリストの体としての共同性の表現のあり
方を実体験を通して、学んだように思います。
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