ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

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 サンタ・バーバラのショアラインチャーチに参加してい

る間に、国連総会で、コリン・パウエルが演説中にイラク

を非難するは、核疑惑やら、大量殺戮兵器の疑惑がでてく

るわしているうちに、アメリカが宣戦布告をするというこ

とでとうとうイラク戦争が始まってしまいました。(あとに

なってみれば、事実としてそういうものはなく、体よく

騙されていたのですが、それで戦争に踏み切ったんだから

何とも腹立たしい限りですが。)

 この戦争開戦については、アメリカ国内でも議論があっ

たのですが、911でニューヨークのツインタワーでの航空

機を使ったテロで大量の犠牲者が目に見える形で出たため

に、米国内では、大きな声で戦争反対を発言しにくい雰囲

気があったことも事実です。衝撃としては、パールハー

バー攻撃以上の衝撃を911のテロ事件は、アメリカ人に

与えてしまったように思います。

 確かに、飛行機乗る前には、くつを脱いでX線検査を

受けさせられるは、入国審査は厳しくなるはで、非常

にぴりぴりした雰囲気が町に漂っていたことも確かで

す。

 ロスアンゼルスのダウンタウンで、北欧系(スウェー

デン人)の留学生が職務質問を受けた時に、パスポー

トを保持していなかったことで、警察に拘留されたり、

といった特殊な雰囲気があったのを今尚覚えています。

そんな話を聞くたびに、本来持っていたはずのアメリカ

という国の鷹揚さとおおらかさ、素朴さというのか朴訥

さはどこにいったの、と思った印象が残っています。

まぁ、西海岸が長いんで、私がそう誤解したような気も

しますが。

 この戦争が始まった時、ショアライン・コミュニティ

チャーチでも、祈ろうということで、開戦後最初の日曜

日に現地に行っている兵士のためと、イラクでの平和が

回復されるよう祈ったことがありました。

 この時に、違和感を覚えたことも確かです。平和主義

を国家の方針としている日本に生まれ、その中でも非戦

主義に立つことの多いブラザレンで育った一信徒として、

戦場にいる兵士のことを祈る、ということには非常に違

和感を覚えました。全体で祈ったのは、この時限りだっ

たので、それ以上追求することはしませんでしたが、違

和感は残りました。

 個人ベースの手紙の中や、信頼できる人たちの間で、

信頼できるクリスチャンの同市の非公式な場で、戦争反

対がこそこそっと言われる雰囲気はありましたが、公的

な場では、触れることすらタブーとして扱われ、皆さん

避けている雰囲気があったことを記憶しています。それ

をみながら、戦争に直面した国と国民ということの悲劇

を在留異国人の立場で、見ておりました。戦争が始まっ

たこと、人が人を殺していることを深く悲しんでいるク

リスチャンがおられたことも確かだったので、悩ましい

思いを感じました。

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