ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

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今日も、Tim GrassのGathering in His Nameの139ページ

あたりからの要約を載せたいと思います。今日は、日曜学

校についてです。

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1851年、およそ200万人以上の子供たちで、5歳から10歳の

労働者階級の家庭の子供たちの75%がイギリスの日曜学校

に参加した。ブラザレンは、この方法を利用して伝道したが、日

曜学校は、イングランド北部のほかの国教会や会衆派のよう

に信仰生活の中心となることはなかった。中には、1000人を超

す非常に大きな日曜学校を持つTautonのOctagon集会のような

集会もあった。戦争前の数年は、大人たちへの伝道が難しくなり、

その結果として、より若い年齢層への伝道が行われることとなっ

た。非常に保守的な集会の中でも、子供たちの必要に合わせる

ことの重要性が認識されていったのであった。この児童伝道の

中で、聖書に基づきつつさまざまなことを行おうとする意識が影

響し、生徒と教師のコミュニケーションについての近代的な方法

の使用について、非常に心探られるような問題が起きていった。

Witness誌に、幻燈(Magic Lantern懐かしい言葉、今でいうスライ

ドプロジェクター、LCDやDLPのプロジェクターではない)で聖書の

御言葉を探すゲームを表示することや聖書の御言葉の頭文字を

表示させることは聖書の権威を損なうことになるか、聖霊は感覚

を用いられるのか、御言葉のみなのか?といった質問が出されて

いる。これらへの回答はさまざまであり、ある回答者は、それらの

使用は聖書的な聖書的な根拠がなく、聖書のみことばの豊かさ

のみに頼るべきである、と答えており、しかし、別の回答者は、理

解のために用いてもよい、あるいは(要約者註:古臭い方法で

教育を行っているとする)批判者への対応の観点からも使ってよい

としている。John Ritchieは、大人であっても、たとえば、幕屋

(イスラエルがカナン定住まで用いた移動用礼拝施設)や神殿

(ソロモンが建設した礼拝施設)などについてのモデルの使用

が有効であるかどうかを判断すれば使ってよいのではないか

と回答し、批判者がこれらのものを使っているかどうかを尋ね

ればよい、と指摘した。

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労働階級、という表現にこだわっているのは、私ではなく、Grass

です。イギリスは、いまだに階級社会なので、この種の区別は、

やはり大事なようです。いまだに保守党と労働党ですし。最近の

選挙では、イギリス自由民主党というのも躍進しましたが。

いかんいかん。余談に行ってしまった。しかし、75%の子供が、日

曜学校に参加していたとは。すごい。まぁ、当時娯楽といえば、フッ

トボール(いわゆる丸い球をけるサッカー)と飛び回ることや走りま

わることくらいしかない中で、もちろん、テレビもなければ、ラジオも

ない、ニンテンドーやPSPなんてないし、塾も、幼児教室も、ベネッ

セの子供チャレンジもないなかですから、この種の子供を預かる

サービスというのはありがたかったんでしょうね。お行儀も少しは、

教えたようですし。

しかし、1000人規模の日曜学校。想像したくない。200人の子供

向けキャンプで、200人の子供の注意を10分でも集中させるのが

至難の業であることを身をもって体験した身としては、うーん、相当

つらいなぁ、と思います。まぁ、それでもキャンプ場では、ニンテンド

ーやPSP、携帯やいPhone持って聖書学級に現れる子供は少ない

ので、まだ楽なんですが。

しかし、当時の最先端メディア、幻燈(Magic Lantern)! 当時の人

にとっては画期的だったので、Magicという名前がついたのだと思い

ますが、Magicということで、異教的という雰囲気もあり、これを使うこ

とが聖書的かどうかということで、議論になったようです。しかし、こ

こまでのこだわり。ああブラザレン。聖書にスライド上映機は載って

ませんもんね。もちろん、パソコンもなければ、プロジェクタもない、

DVDもない。だから使ってよいかどうかの聖書的根拠で悩む。本当

に、純粋な人たちだなぁ、と思います。

しかし、この精神性は、一歩間違うと精神的鎖国に向かう懸念があ

ります。これが行き過ぎた形で出てしまったのが、アーミッシュかもしれ

ません。個人的に彼らの生き方は、尊敬しますけれども。本当に。

純粋ですから。中には、そうでない方もおられるようですけれども。


実際、ブラザレンと保守的アーミッシュの人々とは、精神性が近いと

ころがあります。だからこそ、ともに、現代に生きる修道僧、というコメ

ントを外部の方からいただいたりすることもあるようですが。

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