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Tim GrassのGathering to His Nameの中p.175からブラザレン文化に
関する部分、The Emergence of Settled Patterns of Assembly Life
and Worship(集会生活と礼拝のパターンの成立)の中のJoining the
Assembly(集会への所属)についての記載を紹介しながら、考えてみ
たいと思います。
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信者はすべからくバプテスマを受けるべきで、そして信者のみが交わり
の中に入れられるべきであるという考え方を示したAJH(Northern
Witness, Vol. 9, 1879,pp60-61)という人物もおります。このような考え方
は、ヴィクトリア朝時代の個人主義の影響をある程度受けたものであり、
外見から見た行為により、その人の信仰が死んでるため、集会の受け
入れができないという判断に至ることができるとすることに反映されて
います。
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外見的な行為の問題と信仰の問題は、実は意外と難しい問題を含み
ます。Grassは明言していませんが、この問題は、飲酒問題、飲酒をす
るか否かが霊的な判断基準の一つになっていることと深く関係していま
す。現代のブラザレン派では、積極的に飲酒は勧めないものの、飲酒
そのものを積極的に否定しない方々もおられます。私が信仰を持った
1970年代当時には、周りは飲酒を積極的に否定するばかりでした。そ
う、酒瓶を割って回る勢い、とでもいいましょうか。現代の日本では、こ
のあり、個人の信仰における判断に任せられているという立場の方が
多く、消極的反対というのが、基本的な雰囲気だと思います。
AHJの論文が書かれたころは、アメリカでは禁酒法が生まれつつあ
る時代で、大英帝国管内では、失業者による飲酒とアルコール中毒者
の存在が大きな社会問題となった時期でもあり、このあたりの影響を受
け、アルコールの摂取への否定的視線が影響しているのだと思います。
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2011年05月16日
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