ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

ブラザレンと音楽

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ブラザレンと音楽(4)

ブラザレンと音楽のなかで、ゴスペルフォーク運動というものがあります。日本では、1970年代中盤から、友よ歌おうといったようなゴスペルフォークが普及する中で、「あふるる」という独自の歌集が刊行されました。

これは、当時東京の獨協大学関連のブラザレンの若者(今ではみなさん50代を超えていますが)が始めた運動で、埼玉、群馬、茨城のブラザレンの若い信者が、始めた運動です。ギターとピアノを中心に自分たちの感性に合う賛美を行いました。

しかし、一部の伝統的な考えに立つ信者(年配の信者だけでなく、同年代の信者からも)非常に厳しい視線を向けられることになります。しかし、その中でも、「あふるる」のグループの皆さんは活動を続け、ひとつの流れを作っていきます。

このことについては、また改めて。

英国のブラザレンでは、独自の音楽や独自の曲や歌詞が多数作られたことが、

A History of the Brethren Movement: Its Origins, Its Worldwide Development and Its Significance for the Present Day, F. Roy Coad(2001)

に記載されています。

そういう意味で、ブラザレンは、英国においては、音楽に関してもかなり進歩的な立場をとっていたことは間違いありませんが、その音楽は伝統的な志向が強かったようです。当時の現代的な曲を作るということは難しかったかもしれませんが、(もともとヴィクトリア朝は懐古趣味の強い時代だったので、現代的な音楽というものは存在しなかったかもしれませんが)たくさんの歌詞は作られたようです。すでにある曲に、歌詞をつけるというのは、当時の民衆音楽で普通にあったことのようなので、そのような形で新しい賛美歌を作って行ったようです。

歌詞は、神学の表現が一部に強く現れるので、独自の賛美歌の歌詞が必要だった様です。

その結果、独自の讃美歌集が作られます。さまざまなグループが作ってきた(たぶんメソジスト系や国教会系?)の賛美歌集と併用する形で複数の讃美歌集が利用されたようです。

日本でも、独自の讃美歌集が作られました。礼拝賛美歌という形で、伝道出版社というブラザレン系の出版社から出版されていますが、現在、著作権の問題から新刊が出ていないようです。版元品切れのようです。表現が硬いので、次の版が出るときに、どのように変わるかについて、個人的には強い関心を持っていますが。

ブラザレンの教会(集会)にとって、楽器や音楽に関しては冷淡な視線を持っています。ブラザレンについてのまとめをしている


A History of the Brethren Movement: Its Origins, Its Worldwide Development and Its Significance for the Present Day, F. Roy Coad(2001)によれば、声楽の才能に恵まれた女性の独唱による賛美は、ブラザレンの教会(集会)内では許されなかった、ということが記載されています。楽器のソロなどはほとんど論外、といってよいと思います。

まず、女性の独唱が許されなかった背景には、まず、女性による賛美であることで『女性』がおもてにでてしまうこと、『個人』に焦点が当たりやすいことにあります。

個人の才能は、神から与えられた才能とはいえ、それに焦点が当たることで個人の栄光が追求されやすい音楽ということについては、否定的な視線を向けているようです。

音楽についても、ブラザレンはさまざまな特徴を持っています。

もともと、音楽に関しては、賛美歌をいくつか作るなど、賛美を非常に重要視してきました。独自の讃美歌集があります。日本では、礼拝賛美歌(伝道出版社刊)が出版されています。聖歌にも同じメロディのものや歌詞も同じものが一部含まれています。

ブラザレンの教会(集会)では、楽器は基本的に使用しないことが多いです。最近は変わってきましたが。革新的な志向の強い教会(集会)では、ギター、ベースギターを使ったりするところはありますが、伝統的な志向の強い教会(集会)では、オルガンもだめ、ピアノもだめというところがあります。

楽器がだめだ、という論拠の最大のものは、楽器を弾く人が、楽器の演奏に気がとられて礼拝行為としての賛美に集中できないから、という論理です。確かに、そういえばそうですが、楽器が合ったほうが歌いやすいことも事実です。賛美を全体を通して導くものとして。

ブラザレンの教会(集会)は、人数が少ないこともあり、楽器が必要がないこと、楽器を演奏できる人が少ないことなども、この背景にあったのかもしれません。

この件については、また改めて。

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