ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

サンタバーバラの教会で

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私がいっていた教会でのスモールグループのメンバーの

大半は、その教会の中核を占める長老と呼ばれるグルー

プのメンバーでしたので、いろいろと教会運営の実際の話

をお聞きすることができました。

そういう意味で言うと、牧師からも個人的に話を聞けると

同時に、その教会の信徒代表からも話を聞ける外部者で

あり、中間的な立場に立っていたので、いろいろ面白いヒ

ントをもらいました。まぁ、サプライズもいくつかあったので、

それは教えてもらえませんでしたが。ただ、教会運営上の

サプライズには、とっても面白い体験が多く、本当に1年間

のこの教会への参加を本当に楽しませてもらえましたが。

サンタ・バーバラという土地柄、そこに集っている方には、

地元でずっと育った方と(いわゆるジモティの皆さん)、それ

までは別のところで暮らしておられて、退職してからサンタ

バーバラに来られた方、仕事でサンタ・バーバラにいる方の

3種類のタイプの方がおられました。一番、多かったのは、

退職後の定住地来ておられる方でした。気候が良く、住宅

の値段の高さを除けば、気候的にも、住環境的にも住み易

いサンタバーバラに来られた方が一番多かったと思います。

次が地元にもともと住んでおられた根っからのジモティの皆

さんで、少数派はサンタ・バーバラに仕事のために来ている

人々という感じでしょうか。

サンタ・バーバラは、基本住宅地でロスアンゼルスのよ

うに産業都市ではないので、大学関係者とか、ごくかぎら

られた業界の人々、地元のサービス業者となっている人々、

公務員の人々が主なところでしょうか。退職者が多いことも

あり、働いている人々が少ない、ということがありました。

それを反映して、教会の収入と支出パランスも基本赤字

パターンが続いているようで、予算も当然赤字を見越した予

算編成がされていました。(赤字になるのは当然という予算

作成、それをしてしまうところがすごいと思った)、収入が不

足するのが悩みなんだよねぇ、と平然と言ってのける信徒

代表(長老)の方々がおられたので、それはそれでびっくり

しました。この辺、ブラザレンと発想が似ているかなぁ、と思

いました。赤字は、基本的にこれまでの蓄積資産で埋めて

いたようです。

あと、退職者といえば、退職した牧師さんや伝道者、伝道

者支援団体で働いていた方が4−5人くらい居られました。

その点でも、牧師さんにとっても、いろんな意味で、刺激が

もらえるチャレンジングな教会だったように、思います。

サンタバーバラの教会では、1年限り、ということもあったので、

メンバーにはならず、ずっと参加する定期的な参加者という立

場で参加させてもらったのですが、所属していた(というよりは

招いてもらった)スモールグループのメンバーがほとんど、コアな

運営メンバー(長老とか執事クラス)で固められていたので、内部

の様子がスモールグループで話される中、大分分かってきました。

その教会の成り立ちはよく分からなかったのですが、50年代こ

ろには、その教会は今とは少し違う形(おそらくバプティスト教会)

として存在していたようです。ただ、その教会が解散した結果、

教会堂が空きになり、それを無償で譲り受ける形で、現在の教

会運営がなされるようになったという話でした。(これは、これで

すごい話ではある。税金の関係もあるのかな。)

私が行っていた当時、その教会ではいくつかのグループに分

かれた活動がされていました。主な活動は、高校生対象の集会、

男性のための集会、14-15グループに分かれたスモールグルー

プ、大人向けの日曜学校、バプテスマ準備クラス、日曜学校、

キッズクラブという平日の夕方からある子供向けの活動、音楽

関係を主に受け持つクワイヤーチーム、などがあるようでした。

それ以外にも、いくつか公式、非公式の活動があったようです

が、それはよく分かりませんでした。

私が参加し始めたとき、主席パスター(Senior Paster)が抜け

たあとだ、というために、次席パスター(Junior Paster)である、

ルイ・ドミンゲスさんがパスターとしてしておられました。それ以

外に、音楽担当のパスターが1名、高校生担当のパスターが1

名いて、活動のサポートをしておられました。

この次席パスターの仕事は、まず、日曜日の聖餐式のリード

とそこでのお話、教会の様々な事務や活動の調整、活動の補

助、信徒代表の信者の方々との相談をしながらの今後の活動

や展開方針の決定など、かなり多岐にわたっていたようです。

もともと、ルイ・ドミンゲスさんは、直前までおられた主席パス

ターと一緒に、多文化社会での伝道(英語をしゃべる人々とス

ペイン語をしゃべる人々への並行的な伝道)ということを目指し

て、その教会で奉仕しておられたのですが、主席牧師が他に

移ってしまい、移ろうかなぁ、と思っていたらその教会から継

続して奉仕をしてくれ、といわれたので、継続して奉仕をして

いる、というお話でした。

牧会者の流動性の激しさということと、それがもたらす活

気ということを肌で感じたりした一断面でした。これがアメリカ

の牧会者の層の厚さというか、あちこちにいる牧会者、という

ことを感じました。この辺、日本とはずいぶん違うなぁ、と

正直思ってしまいました。

サンタ・バーバラの話は、のちに復活しますが、一応、今回で

小休止といたしたいと思います。

サンタ・バーバラの教会には、音楽パスターがいたという話を

以前しましたが、一番最初にショックをうけたのは、音楽の質

の高さ、ということでした。普通の教会だと聞かされていまし

たし、そのように思って行ったのですが、ギターが3人、

フルート1本、ドラムが1人、ピアノが1人、ボーカルが3人とい

ったように、かなりの編成のクワイヤーチームがいて、賛美を

リードしていたことです。

 それを統括していたのが、レイさんというアフリカン・アメ

リカンのパスターで、彼が話をするジュニア・パスターのルイ

さんと、日曜日の説教の内容を聞きながら選曲し、それを週末

を中心にクワイヤーチームと一緒に練習をしていたようです。

みなさん、お近くにいらっしゃったこともあり、練習をそろっ

てして、ある程度のクォリティを保っていたことも、重要だな

ぁ、とおもいました。

また、賛美に関しても、プロジェクターなどで歌詞を表示させ、

全員がばらばらに印刷されたプログラムを見るのではなく、正

面を向いて賛美させる、ということも含めて取り組んでいると

ころは、面白い取り組みだなぁ、と思ったものでした。

 さまざまな教会の在り方を考えさせられた経験をした教会

生活となりました。

サンタ・バーバラの教会に言って、びっくりしたのが、パスターの層が

異様に厚いという点でした。

シニア・パスターはいなかったものの、最初はジュニア・パスターが

1人(ルイ・ドミンゲスさん)、Youth Paster(高校生対象のパスター)

が1人(えらい体重の多い40くらいのおじさんパスター)、Music Paster

が1人(Rayさんというアフリカンアメリカンの音楽家)それいがいにも、

事務を取り仕切るパスターが1人(よくわからなかった)というような

構成でした。

200人規模の教会なら、2人くらいの体制でも、とも思ったのですが、

パートタイムの仕事などをしながらしているパスターたちもいて、

この辺がアメリカの労働市場の柔軟さ、勤務体系の柔軟さと、

神学教育を持つ人の層の厚さのようなものを感じました。パスターが

多ければ多いほどよいというわけではありませんが、これらの人が有

機的にかつ機動的に関連しながら、それぞれのメインテーマを持ちな

がら、教会運営に当たる姿というのを見たときに、これだけ層が厚い

というのはある面うらやましいなぁ。中途半端なOJTしかしてもらえな

かったブラザレンの信徒としては、思いました。

 カリフォルニアとヒスパニック系住民の微妙な関係について

今日は触れておきたいと思います。カリフォルニアというと、

ハリウッドがあり、ロサンゼルスがあり、カリフォルニアの

イメージで言えば、コーカシア系住民、それも、アングロ・

サクソン系住民をイメージする人が多いのではないでしょう

か。現在の知事はシュワルツェネッガー(彼は確か元オースト

リア人のはず。それがアメリカ最大の州の知事ができるのが移

民国家アメリカ。シュワルツェネッガーのなまりはだいぶまし

になったけど、まだオーストリアなまりが残っているなまって

るもんね。私の日本語なまりほどひどくはないけど。)だし、

カリフォルニアというとブロンド美人・美男をイメージする人

が多いけれども、サン・ディエゴ、サン・ホセ(サンノゼ)、

サン・フランシスコ、サンタ・アナ、サンタ・マリアのように、

結構スペイン系の地名が多く見られるように、この地域に最

初に入植したのは、メキシコからのスペイン系住民です。

サンタ・バーバラももちろん、ヒスパニックタウンです。

 もともと、カリフォルニア州は、メキシコ領だったのです

が、米墨戦争でアメリカが勝ってしまったので、ネバダ、

ニューメキシコ、ユタなんかと一緒にアメリカのものになっ

ちゃいました。なので、メキシコ系住民が多いんですね。

もともと。

 その結果、彼らは敗戦国の民族ですから、どうしても社会

の隅っこにおかれてしまう。最初の入植者としてのメキシコ

人の誇りはありながらも、敗戦国民という負い目、アメリカ

という国の豊かさにひかれ流入してくる非合法メキシコ系移民、

アングロサクソンがメジャーな地位を占めているアメリカとい

う国において、日の当たらないポジショニングを占めています。

 個人的には、ヒスパニック系の人たちのほうが面白いかなぁ、

と思います。時々無茶なこと言うのでかなわないなぁ、と思う

ことはありますが。

 そういう意味で、ショアライン・コミュニティ・チャーチの

ヒスパニック伝道というのは、単にメキシコ系住民に上から

目線で施しをするという意識ではなく、同じコミュニティに住

む住民としてみていたという思想を強く感じたので、すごく面

白い取り組みだなぁ、と見ておりました。

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