ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

ブラザレンと儀式

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 ご親族の方(喪主に当たられる方)が、信徒の方だったら、まず、そのあと、一緒に祈りましょう、ということで、祈りが捧げられることが多いです。そして、共にその悲しみを分かち合います。また、詩篇23篇なども読むこともあります(暗誦している場合は、暗誦することがあります)。神の元に、戻ったこと、神とともに永遠に生きるものとして移されたことを覚える内容の祈りです。定った式文はなく、その人の理性や聖書理解を反映したかなり自由なスタイルの祈りです。その祈りの中で、残された家族の方々に励ましがあるようにも祈ります。

 ご親族の方(喪主に当たられる方)が、信徒以外の方だった場合、その近くの別室や廊下の隅で、責任者は祈ることが多くないます。その後、ご親族の方に「今後、どうされますか。ご希望だけお聞かせ下さい。もし、何かお手伝いができることがあれば、教会のほうでもご葬儀のお手伝いはいたしますが、ご判断はご遺族の方の御意思を尊重したいと思っています。お決まりになりましたら、ご連絡ください。」とお話し、連絡先をお渡しすることもあります。

 個人の方の信仰を尊重して、「教会のほうでお願いします」となる場合もおおいのですが、他の家族のものが信仰を持っていないので、「仏式で家族で行います」とか、「家族葬のような形で行います」となる場合も、あります。この場合、亡くなられた方が信者であったとはいえ、ご家族にすべてお任せすることになります。

 儀式シリーズの最後は、お葬式としたいと思います。

 これまで、聖餐式と洗礼、結婚式しましたので、割と人生のうちで大きなイベント一つである(残された家族にとってはかなり大きなイベントですねぇ。)お葬式のお話をしていきたいと思います。とはいえ、包括的なお話をすることはできませんが、これまでの信仰生活で経験してきたお葬式のお話をしたいと思います。

 ブラザレンにとっては他のプロテスタントと同様、聖餐式と洗礼のみが聖書に定められた儀式なので、特にお葬式の決まりというのはないと思います。その意味で、結婚式と同様、お葬式も式自体はいろいろな形で行われます。それと、葬儀自体は、亡くなられた信徒さんのご家族のお気持ちもあるので、まずはご遺族のお気持ちを最優先にいたします。 
 
 まず、信徒さんがなくなられた、ということの一方が入ると、責任者がまず、亡くなられた方のところ(最近は病院が多い)にお伺いして、家族の方に、弔意というのか、哀悼の意を述べます。信者さんは、キリスト集会という神の家族の一員なので、やはり、亡くなられる方がいらっしゃると、責任者も、また、他のキリスト集会の関係者ももう、直接あって話したり、聞いたり、一緒に笑ったり、泣いたり、聖書のことを考えたりすることができない、という意味ではさびしいです。その意味で、職業的な弔意ではなくて、本当の弔意や哀悼の意だったりします。

 やはり、キリスト教会(集会)は神の家族なので、本当に、なくなられた方が出たとき、というのはさびしいものです。
 

 プロテスタント系の教会の中には、結婚式を積極的に福音伝道の機会と捉え、結婚式を機会に福音を語ろうとする教会も少なくありません。カトリックの人々にとっては、結婚もバプテスマ同様、サクラメントですからカトリック以外の信者の結婚式をカトリック教会で挙げる、ということにはなりません。

 また、カトリック信者になるためには、いくつかの条件が厳密にあるはずですから、そこもクリアする必要があります。ただ、その条件設定の自由度は、教会により異なるはずです。

 ところで、プロテスタント系の教会の中での、結婚式を積極的に福音伝道の機会と捉え、結婚式を機会に福音を語ろうとする教会のあり方、そして、信仰者を増やそうとするあり方は、基本的に、考え方としては一つの考え方であり、尊重されるべきであろうと思いますが、ただ、問題も少なくないように、個人としては思います。

 確かに、結婚式はサクラメントではなく、一種の人の前の儀式であるという態度に立てば、神の礼拝者でない人々に対して、結婚式を教会(集会)で挙げさせるのは、別に問題はないと思います。しかし、現在の日本社会の中での多くの人々が持つ日本に存在する各宗教との等間隔外交的な態度、お葬式は仏教、七五三と初詣は神社、クリスマスはキリスト教式ということに現れるような緩やかな信仰との関係性のあり方は、聖書が教える神との関係の理解とは異質だと思います。結婚式を教会でしても、神の真の礼拝者とならない方のほうが大半だとおもうので、そのことを考えると、教会での信者以外の結婚式はどうかなぁ、思いますが。それでも、ごくわずかでも、神の礼拝者となる方が増えることを期待して結婚式を執り行うということも一つのあり方であると思います。

 少なくとも、非主流派のキリスト者集団であり、華美な儀式性や装飾を嫌うブラザレンのキリスト集会で、好き好んで結婚式を挙げようと思われる方はいないでしょうし、結婚式のためだけにブラザレンのキリスト集会のメンバーに加わりたいと思われる方は少ないと思います。なぜなら、信者でない人々のために結婚式を喜んであげてくれるキリスト教会がいくらでもあるからです。
 
 とはいえ、一度、現在所属するキリスト集会のご近所にあったイタリアン・レストランから、結婚式を司式する牧師の派遣依頼が来たことがあります。そのレストランは、ハウス・ウェディングの走りのようなレストラン・ウェディングを売り物にしていたこともあり、キリスト教会で近所にある教会だ、ということで打診してきたことがありました。もちろん、その場でお断りしました。
 
 また、私がキリスト者であることを知る知り合いのホテル関係者から「結婚式の司式をしてくれる退職牧師を紹介してくれないか」という問合せを受けたこともあります。ブラザレンの信徒の中で見つけるのは、無理なので、他のキリスト教会の牧師を紹介するから、そちらに問い合わせてくれ、というお願いをすることで、一応回避しました。ホテル業界でも、いわゆる『キリスト教式結婚式』(キリスト者の結婚式もどきの結婚式)を希望する方が増え、より本格的な結婚式に見せたい、というホテルや結婚式場側の希望もあり、結構この種の需要があるんだなぁ、と思ったことが思い出されます。

 ということで、一応、これで、儀式としての結婚式はおしまいとします。

 基本、ブラザレンの信徒の結婚式は、基本的にブラザレンの教会(キリスト集会)とその責任者(長老)が取りまとめの責任を負うこともあるのですが、結婚式自体は、聖書に定められた式典(聖なる式、サクラメント)ではないことになっているので、キリスト集会とは独立ですることもできます。要するに、結婚式場のパッケージに完全に乗る形での結婚式であっても、本来的には、聖書理解と矛盾しないことになります。ただ、ブラザレンの信者が「キリスト集会で結婚式をするので、協力して欲しい」というご依頼があれば、それこそ、その信者が属するキリスト集会の総力を尽くして、という形で取り組んでくれるはずです。
 
 というのは、ある面、結婚をしてから、信者になった方は、キリスト教会で信者としての結婚式をしていないことになります。となると、結婚自体が無効となりかねないという理解も生まれかねません。しかし、聖書全体では、信者としての結婚が行われてないからといって、結婚が有効ではない、とは教えていないので、ブラザレンでも、すでに結婚しているご家族の方が進行をもたれた時は、家族との間に必要以上の摩擦を起こさないようにお勧めしていると思います。

 しかし、第1コリント7章では、既に結婚しているカップルについては、両者が婚姻関係の継続を望むときには、離婚しないように書いていますから、その点でも、結婚式の問題は、教会の問題というよりは個人の信仰理解の中で処理してよい問題という理解するのが、一番良いのかなぁと思います。

 結婚式を以前は教会内部で行っていたり、公的な市民会館などを活用して、低予算で結婚式を実施していたことなどもあり、ブラザレンの結婚式では、個人からのお祝い金の類はご辞退、ということが割と多かったように思います。その代わり、信者は、労力でご協力することでお祝いとするということもあったように思います。それは一つのあり方なのかなぁ、と思います。質実剛健を旨とするキリスト集会ならでは、といえるでしょう。
 
 その意味で、結婚式場やホテル泣かせの結婚式でもあるといえるわけです。ホテルのパッケージには乗りたがらない。牧師や司会者、奏楽者も自前で用意する(牧師や総額k者は意外と利益率が高いらしいようです)。

 十字架つきの常設の式場を使わず、宴会場を式場として使いたがる(そのため、宴会場のセッティングが面倒になり、さらに宴会場の回転率が落ちる)。利益率の大きなアルコール類は注文しない。
 
 利益率の大きな花や花嫁のドレスなどの貸衣装も自前で用意する(ウェディングドレスを利用しない結婚式も70年代にはありました。現代でも、時々あるようです)。また、食事も利益率の低い低予算のものを注文した場合、さらに利益率が落ちるようです。また、利益率が大きい印刷なんかも自分たちでしてしまう。要するに結婚式場に要求するのは、食事と場所代、あとは一部の機器使用料金だけ、となるようで、結婚式場泣かせだと思います。

 良くも悪くも質実剛健さを追求し、華美を嫌うキリスト集会ならではの結婚式となります。準備に当たる方々は、ちょっと大変なようですが。その分、式場にお任せにしない分だけ、経費は通常の60-70%の予算で結婚式が実現できるようです(食事をサンドイッチにするなどすると、20%くらいでできる場合もあるようです)。

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