ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

ブラザレンと儀式

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 これまでにも書いたように、バプテスマを受けることのメリット、というのは、実質的にほとんどないといってよいと思います。その意味でも、形を通した信仰者であることの1回きりの表明だ、といって良いと思います。まぁ、区切りを付ける、ということしか意味がありません。

 サンタ・バーバラにいたとき、信徒がパスターに贈った面白グッズがあるので、それを私も手に入れました。その面白グッズは、Wash away your sinsという入浴用液体石鹸です。

効能書きによると、

Baptism in a bottle (ボトル入りのバプティスマ)
Removes Stubborn Guilt  (頑固な罪を取り去ります)
Helps redeem sinners the easy way (悔い改めた罪人を簡単な方法で助けます)
Bishop Tested(司教様で試験済み)
Cardinal Approved(枢機卿様も承認済み)
100% Holy(100%聖なるもの)

なんか書いてありますが、バプティスマはこんなもんじゃありませんよね、というギャググッズでした。まぁ、内面的なものに影響しない程度としては、バプテスマ自体は、ほとんど、このギャググッズのBaptism in a bottleとあまり変わらないかもしれません。しかし、アメリカ人のギャグ・センスには恐れ入ってしまいました。

 ブラザレンのキリスト教会(キリスト集会)でバプテスマを受けると、その段階で受けられるメリットというのは、聖餐式に正式に参加することと、パンとぶどう酒(ぶどうジュースのところもあります。未成年がいる場合や、アルコール依存症から回復されたかがタイル場合にはぶどうジュースとなることが多いようです。)に公式に食べたり飲んだりできること、連絡用名簿に載せてもらえること、他所のキリスト集会に行く時にほとんどの場合、あったほうがよいとされる『紹介状』というものを発行してもらえることくらいしかありません。あと、お葬式や結婚式も、家族の方がキリスト教式ですることを希望した場合、その実施に当たって、かなり強力なバックアップをもらえることが多いようです。

 メリットかどうかは分かりませんが、神の家族に加えられた、という意味で、兄弟とか姉妹、あるいは○○兄、○○姉とよんでもらえることでしょうか。個人的には、この呼び方が好きではないので、信者であっても、○○さんとか呼んでいることが多いです。

 あと、男性の信徒の場合、前に立って、聖書の話をしたり、礼拝の時に祈ったり、賛美歌が選べたりする、ということをしてみたら、といった勧めを受けます。女性の信徒の場合、女性信徒の奉仕のグループの中での奉仕を進められることが多いです。男性信徒であれ、女性信徒であれ、ある程度責任ある行動が取れる大学生になるまでは、バプテスマを受けても、それほど大きな仕事が任される、ということはないようです。

 バプテスマを受けたから、といって、突然信仰深くなったり、突然神の礼拝の仕方が変わったり、聖書の読み方が変わったり、突然霊的な生活に目覚めたりするわけではないように思います。時に、そういった主張をされる方も居られます。

 バプテスマを受けていこう、休息に信仰を深めていく事例があることを否定はしませんが、もし、そういうことを主張される方がいたら、私自身は注意深く観察すると思います。それは、自覚としてあるいは、ご自身の努力により、そのようになろうとしておられる場合が多く、その場合、息切れがおきて、霊的にもスランプに陥ってしまうからです。そういえば、ロイド・ジョーンズの著作に霊的スランプなんて名著がありましたね。

 本来的には、バプテスマは形を通しての一回きりの信仰表現だと私は思っています。それ以上のものでものでもないし、それいかのものでもない、と思っています。バプテスマを必要以上に神聖視や特別視しないのは、私がブラザレンだからかもしれません。

 あと、バプテスマの基準は、キリスト集会ごとに微妙に違うので、この辺も別のキリスト集会やキリスト教会に移った時に、問題になることがあります。めったにそんなことはありませんが。キリスト集会間での移籍の場合に時に問題になることがあるようです。キリスト集会 → キリスト教会で問題になるならいざ知らず、時にキリスト集会 → キリスト集会で問題になる、というのは、なんだろうなぁ、と思います。

 
 で、一応、これらが終わって、いよいよ儀式としてのバプテスマに進むとしましょう。このパブテスマですが、これは完全に水に浸す形のバプテスマを行います。服装は、それぞれですが、白のワイシャツに白いズボンなどを自分で用意してね、とお願いしされる場合もありますし、それぞれのキリスト集会(教会)備え付けの専用のバプテスマのための服装(病衣みたいなものや浴衣のようなもの)がある場合もあります。これは、もう、それぞれの教会ごとに違います。

 バプテスマが行われる場所ですが、昔は野外が良いとされていたようですが(根拠は、多分ヨルダン川でバプテスマのヨハネが授けていたから?)、天候不順なことや、適切な野外での場所がない場合、都市部での海水や河川の水質汚染や周囲の奇異の目を引くことなどもあるので、土地と建物を持っているキリスト集会の場合、専用のバプテスマ槽が床下に設置されていることが多いです。意外とこのバプテスマの場所探し、というのは都市部のキリスト集会では、頭の痛い問題です。

 専用のバブテスマ槽を持っていないところでは、海岸でする場合や、河川でする場合もありますが、そこまでのロジスティクスが大変な場合、朝早く営業後の風呂屋を借り切るたりする場合などがあります。しかし、最近はこの風呂屋が減って。

 私が立ち会ったかぎりでは、河川、海岸、お風呂屋さんがメジャーだったかな。私は経験がありませんが、下手をすると個人宅のお風呂場、と言うのもあるかもしれません。

 バプテスマの元になった言葉が、バプティゾ、というギリシア語であることから、完全に水につけるのが、聖書的という理解が普及しているようです。個人的には、完全につけることのできない病人(気管支に穴を開けていた私の父がそうでしたが)の方の場合、バプテスマなし、という場合もあるようです。

 そういう意味で言うと、バプテスマというのは、信仰告白の分かりやすい儀式、あるいは形による信仰告白の表現でしかないので、あまり形式にこだわっても仕方のない部分があるというのが個人的な見解です。

 ところで、責任者から、『バプテスマを受けたいというご希望があるようなのですが、少し、お聞きしてもいいですか?』といったような形で、バプテスマを希望する方がどのような、聖書理解をもっているのか、具体的な信仰の理解をお持ちなのか、に関するお話をお聞きします。全ての人が、いきなり『信条』の全ての内容をスーッと言える人ばかりではないので、抜けた部分については、『イエスについては、どうお考えですか?』といった形で、信仰告白の内容に関する理解を対話しながら聞くという形がとられます。その意味で、かなり優しい対話のスタイルをとるところが多いようです。質問内容に関しては、希望者の年齢、性別、これまでの経緯、聖書理解の程度など、希望者の様々な状態などもありますので、一概には言えませんけれども。

 また、確認のため、どのような対話のスタイルをとるかは、責任者やそのキリスト集会の考えによります。かなり、その面でもバラエティに富みます。先にも書いたように、バプテスマに進むかどうかの判断は、よく言えば、かなり自由に、悪く言えば、融通無碍あるいは状況依存的に進められていくので、一貫した基準があるように見えない、と受け取られない場合も多く、この辺が責任者にとっては慎重さが求めらるようです。

 で、まぁ、一応、『信仰告白』か『信条』とほぼ同等の聖書理解をお持ちで、神とともに歩む生活を送りたい、という希望が強い、と判定された場合、バプテスマの準備となります。いきなり、日程はいつにするか、という場合もありますし、先にも書いたようにバプテスマクラスのような基本的な信仰理解に関する勉強会を一緒にしませんか、とお誘いを受ける場合もあります。

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