ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

ブラザレンの集会(教会)の建物

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

イメージ 1

イメージ 1

最近、ある方から、非常に面白い資料のコピーをいただいた。

私がブラザレン運動の関係者以外に、全く意味のないこの

ブログを書いているのを知っていて送ってくださったようです。

ありがたいことです。本当にありがとうございました。

ほとんど、ライフワークというのか、意地でしている部分もある

ので、このようなものすごく貴重な資料提供は本当に助かります。

感謝。

A Record of Fifty Years of Assembly Testimonies in JAPAN
1905-1960

The Growth of a Work

Compiled by R.W. Lower

と題する、ロウワーさんがまとめた1905年から1960年の

日本におけるブラザレン運動の記録である。ほぼ2年が見開きの

1ページになっており(最初の40年間は、10年単位になっているが、

集会のある都市の地図とその年に起きたことが年代記としてまとめ

られている。貴重な記録である。

 おそらく、これが雲のごとくの取りまとめのためにも、一部、利用

されているようである。

 著作者がLowerさんだと思うのですが、Lowerさんの取りまとめ、と

しかなく、連絡先や出版社、出版年が全く記載されていないので、本

来的には著作権がおそらく、まだあと1年ロウワーさんにはあるとはお

ものですが、資料が散逸する前にこれから、少しづつ、コピーした本の

画像ファイルと、翻訳して載せていきたい、と思います。

 この時期の話は、伝道出版社刊『雲のごとく』にも記載されて

いますが、外国人の目で整理されてまとめられているのが面白い。

特に、集会にとって、不都合な歴史ということも書かれているの

で、非常に興味深い。これを基礎にしばらく、解析した結果を

述べてみたいと思っています。

今回は表紙のみでのご紹介とします。

次回以降は、詳細なご紹介としていきたいとおもっています。

これまでのところで、普通の民家のようなところで伝道活動をしている

キリスト教会が多いというお話をしましたが、最近は、大規模なキリス

ト集会では、かなり大きな規模の施設で明らかに教会と分かるような

建造物を持つところも増えています。大規模な人数のキリスト集会

関東、特に群馬県下や北海道地区、関西でも数か所あり、100名以上

の信者からなるキリスト集会も時に見られます。

 家庭集会から出発した時代の影響もあり、教会運営は、従来のスタ

イルのままということで、このような大規模集会の運営はかなり厳し

いものがあると思われます。その意味でも、時代に合わせ、それぞれ

の教会運営のスタイルに合わせた教会の管理運営の仕組みづくりが

必要になっており、石浜義信著「みことばを指針として」では、その

ことについて、子育てという観点からの言及が見られます。私個人と

しては、時代とともに伝道方法を変えてきたキリスト者集団であるキ

リスト教会は、過去の伝統に必要以上に振り回されることなく、それ

こそ「みことばを指針」としつつ、適切な教会運営を考えるべきだろ

うと思うのです。キリスト集会の伝統に振り回されるのなら、キリス

ト集会が非常に強くその姿を否定したカトリック教会のある部分の姿

と重なると思います。カトリックの信者の方もいろいろ、教会もいろ

いろなので、個別差が大きいですが、集会の伝統があまりに尊重され

るのであれば、あるいは、ある集会の方法が参照点であることを超え、

一つの指針となっていくのであれば、外形的に見れば、同じ構造をも

つ社会集団(カトリックと同じ)ということが言えなくはありません。

その面でも、今後の在り方の検討をそれぞれのキリスト教会(キリス

ト集会)がそれぞれの単立のキリスト者集団のキリスト教会として、

主体的に判断し、主体的にものごとをすすめていく必要があるのでは

ないかなぁ、と思います。

 それぞれのキリスト集会のおかれた環境や状況が違いますし、時

代が変化していることをここのキリスト集会が読み解いて、自分た

ちの歩むべき姿を考え、模索していく必要があるのではないかなぁ、

と思います。

 でなければ、その存在の在り方、伝統・ローマ方法と法王庁の理

解を重視しているとして、強く批判したカトリック教会と保持して

いる聖書理解や伝統の内容が異なるだけで、していることは、外部

の人が見たときには、外形的に同じことをしている、と理解される

のではないかと思います。

 聖書をもとに、素朴に考えるという基本方針とイエスが神である

ことを愚直に伝え、神がともに生きようと呼びかけていることを伝

えるその純粋さを残しつつ、人々へ聖書理解のプレゼンテーション

を適切に行う仕方を再検討していく時期に来ているのかもしれませ

ん。

 不動産の問題と相続の問題を考えたとき、いちばん税額負担が少ない

のは、宗教法人格の取得といえましょう。これを取得すれば、基本的に

毎年の税負担および建物などを取得した時の固定資産税などの税負担は

非常に軽くなります。事務は煩雑になりますが。

 以前は、現行宗教法人法に影響を与えた戦前の宗教団体法のイメージ

があることと、申請が面倒であることもあり、宗教法人法を忌避し、

社団法人などの取得や、信託契約などが選択されたようですが、現在で

は、不動産を保有する教会(キリスト集会)では、宗教法人を取得する

ところがいくつかあるようです。これは、きわめて現実的な方法だと思

います。申請は面倒ですが。私が親切な法律関係者だったら、登記の

話を持ってきたときにそれを進めると思います。減税効果は抜群です

から。

 今後、各地の教会での世代交代が起きていく中で、この種のキリスト

集会の運営組織を公的に位置づけていく中で、何らかの法人化が進めら

れていかざるを得ないと思います。

 特に、この10年余り、社会的な説明責任の大きさが追及されるように

なり、外形的に組織の存在(法人の存在)が認定される状況下では、信

仰が個人の問題だから、組織(法人)ではありませんという言い逃れが、

通用しなくなりつつある中、さらに、相続に伴うキリスト集会の財産管

理の適法化(コンプライアンス)が問われていくことになります。その

なかで、一番適切で、土地を保有するキリスト集会にとってメリットが

大きく、また、外部への説明責任とコンプライアンスを進めていくため

にも、妥当なのは宗教法人格の取得だろうと思います。

 もちろん、土地の保有等に関する企業並み課税を覚悟したうえで、

最近の特殊法人改革に伴い最近法制度ができた、一般社団、一般財団

法人のうち、比較的取得の制約の低い、一般社団法人格の取得を選択

するという方法論もありますので、現在の状況下では、今まで通りの

方法、すなわち、キリスト集会の責任者が個人として無限責任を負う

方法は、限界に来ているのではないかと思います。まぁ、個人でやる

と一種海賊行為のような感じもするので、あやしげな雰囲気も漂います。

 ただし、宗教法人以外の社団法人や一般財団法人でも、自治体によ

っては、公益性があると認定されると、税の優遇があるところもある

ようです。(おもに、法人住民税部分だけのことが多いようです。)

 このブログでも、以前紹介しましたが、アイルランドのキリスト集

会に、英国の内国歳入庁が調査に入ったときに、あるキリスト教会の

長老に帳簿の提示を求めたところ、われわれは信仰によって、与えら

れるものの範囲で活動しているので、そんなものはないと言って認め

させた(実際になかったらしいので、調査官もあきらめたらしいです。

この事実には驚かざるをえませんが)コンプライアンスを気にしなく

てよい、古き良き時代は今は過ぎたように思います。

 今後、各地のキリスト集会がどのような形で信仰という財産と同時に、

具体的な金銭や不動産という資産としての財産を継承していくのか、こ

都の議論が始まるのではないかなぁ、と予測しています。いままでは、

信仰としての資産の継承だけでよかったんですが。そうもいかないよう

です。

 日本の多くの集会は、戦後生まれてきたものが多いです。石浜義信著

「みことばを指針として」(自費出版)や「雲のごとく」滝川晃一編を

見る限りにおいては、戦前で5集会1950年ごろまでは、せいぜい10の集会

しかありませんから、およそ200ほどあるとされる現在のブラザレンの

キリスト集会の大半は1960年代以降にできていったわけです。

 集会の出発点が家庭集会としてはじまったこと、もし、不動産を取

得しているとしても、1970年ごろに取得しているとすれば、その当時

の取得費用はそれほど大きなものではありません。基本個人の住宅を

買う程度の金額でキリスト集会の集会所とか会堂と呼ばれる教会施設

を購入したとおもいます。もちろん、安い買い物ではありませんが、

今ほど高いものではなかったように思います。

 しかし、1970年以降のインフレ、バブル経済と貨幣価値が下がる

なか、不動産などの資産価値が上昇してしまいましたから、いくら

つましくしていたキリスト教会でも、土地や不動産を持っていた教会

(キリスト集会)はインフレや列島改造論、バブル経済など、突然外

部的な要因によって突然資産持ちになってしまったわけです。すると、

問題は、固定資産税負担や都市計画税の負担が重くなってしまいます。

人数の多い教会(キリスト集会)では何とか乗り切れるでしょうが、

人数が少ない教会(キリスト集会)では、非常に厳しいことになりま

す。

 それから、今はまだ、設立当時のメンバーが生存されているところ

がおおいのですが、ぼちぼち天国のメンバーになられる方も出てきた

こともあり、これから、相続の問題が本格的に発生します。高額にな

ってしまった不動産をどう維持管理していくのか、建て替えをどう考

えていくのか、日本国の法体系の中で、自分たちの活動をどのような

制度に当てはめていくのか、ということが問われることになります。

贈与税の非課税枠は、110万円(時限付き立法を活用し、無理をすれば、

610万円までOK)で細分化していくのか、信託契約をするのか、法人化

するのかなどを含め、組織運営上の課題を迎えることになります。

 日本国という枠内で活動する以上、キリスト集会といえども、世のこ

ととして、国内法を無視することはできず、日本の国内法の制約をうけ

るので、相続や組織形成の問題は、これから問われることとなります。

この中で、いくつかのキリスト集会では、宗教法人化が検討されるよ

うになったようです。

 なぜ、日本でキリスト集会が家庭集会としてひろがって

いったのかということが少し疑問になります。

 既存のキリスト教会が、海外からの支援などで、どんど

ん教会の建物が建ってていく中、なぜ、キリスト集会は家

庭集会という形やぱっと見て教会と分かる建物にしなかっ

たのか、それには理由があると思います。

 一つは、太平洋戦争、あるいは15年戦争中の他の教会の

行動への反発と戦争期の行動に関する自負というのがある

と思います。太平洋戦争中、教会堂を持つような教会から

なる多くの教団、教派と呼ばれるグループは、国家総動員

体制に意識的にせよ、無意識的にせよ、巻き込まれていっ

た歴史があります。教会と戦争の歴史に関しては、

古屋 安雄 著
 なぜ日本にキリスト教は広まらないのか 

中村 敏著
 日本キリスト教宣教史 ―ザビエル以前から今日まで

富坂キリスト教センター
 十五年戦争期の天皇制とキリスト教

ロバート・P ・エリクセン著 
(古賀敬太・木部尚志・久保田浩 訳)   
 『第三帝国と宗教 ヒトラーを支持した神学者たち』
  (風行社 7,200円+税)

などが参考になります。

 話を元に戻しますが、多くのキリスト教会が15年戦争に巻

き込まれて行く中、天皇遥拝の否定を貫き(これは事実であ

り、事実として大きい)、非戦を貫き(と言いきれるかどう

かは疑問、実際に徴兵された人物があります。参戦者があっ

たことのデータソースは、石浜義則著 「私の歩んだ道 

主イエス・キリスト」)他の教会の戦争協力的態度、生存の

ためとはいえ、天皇崇拝的態度に立った教会と一線を画した

ことは事実であるので、多くのキリスト教会との違いを強調

するために、そして、宗教でないことを強調するため、より

内的なキリスト信仰を強調する象徴として、明白に意識する

ことがなかったかもしれませんが、家庭集会というありかた、

通常の教会建築と異なるあり方を選択した、ということがい

えるかもしれません。つまり、建物に象徴されるキリスト教

のイメージの排除を家庭集会というスタイルをとることで、

狙ったものと思われます。もちろん、十字架を掲げることは

キリスト集会と呼ばれるグループでは、ほぼ、ありえません。

 集会施設の考え方は、ワシントン州のキリスト集会と日本の

キリスト集会では異なっていました。

 ワシントン州のキリスト集会では(2か所で調査済み)大人

数を収容するという必要から、若干、民家とは違う構造になっ

ていました。小さめの窓が多数配置されること、奥行きが深い

建物の構造になっていることと入口が建物の短い面に配される

こと、(通常の民家の場合、人の動きの移動(動線)を考え、

建物の長い面に入口が配されることがおおい)ことなどから、

明らかに教会系の建物であることが分かる構造でした。

 このあたり、結構、日本のキリスト集会とアメリカのキリス

ト集会では、違う建物の構造となっていました。

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
kaw*muk*ih
kaw*muk*ih
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事