ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

ブラザレンの発展史

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Tim GrassのGathering to His Nameの中p.172からBrethren and

Scripture(ブラザレンと聖書)についての記載を紹介しながら、考

えてみたいと思います。


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 象徴的な聖書理解は、ブラザレン固有のものではなく、英国国教会の

Henry Lawaは、Pentateuch in Gospelというベストセラーを出版している

し、長老派のPatrick FairbairnはThe Typology of Scriptureを書いている。

しかし、象徴的な講解は、次第にブラザレンの信者の育成において非常

に大きな特徴となっている。ブラザレン派の人々は、初期教父時代の象

徴的解釈を知らずに、独自にその象徴的な理解の方法を構築していっ

た。とは言いながら、キリストが聖書の意味を解き明かす主要な概念で

あるというものの見方についても、初期教父と共有している。
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確かに、この象徴的な解釈が非常に多いことは、現代の日本のブラザレ

ン派でもよくみられることです。神学、とりわけ自由主義神学を否定しよ

うとした結果、同じような結末に行きついた結果が同じであった、という

ことだろうと思います。素朴に聖書を読んで、その解釈をした結果なの

で、このような象徴的解釈にたどり着いたのは、ある面、当然のことと

いえるかもしれません。

ただ、遠回りをしているなぁ、と思うところも少なくありません。自分自

身を振り返ってもそうですけれども。

象徴的解釈は、根拠がなく、印象論に終わりかねないところがあるた

め、十分慎重にすべきかもしれません。




Tim GrassのGathering to His Nameの中p.171からBrethren and

Scripture(ブラザレンと聖書)についての記載を紹介しながら、考

えてみたいと思います。


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  人生は、荒野における寄留者としての生活であるということは、

ブラザレン派の讃美歌や霊性を養う書物の中で繰り返し表現され

るテーマであり、そのことから、ほかの国の市民として地上的な事

象に関与しないという考え方と一致するものであった。ブラザレン

派の文献の著者は、神の言葉の中に、荒野の中での幕屋につい

ての学び以上に若いクリスチャンにとって重要なものはない、と

いうことに関して、かなり楽観主義的である人々が多い。

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確かに、ブラザレン派の信徒が、幕屋に関してもっている関心は

非常に深いものがあります。日本でも、幕屋に関する本が伝道出

版社から翻訳出版されていますし、幕屋を構成する素材に関して、

かなり象徴的な解釈を語られる方もおられます。個人的に、そこま

で解釈を読み込んでいいのだろうか、ほかの聖書の場所から、そ

の解釈を可能とするような理解を導くことができるのか、ということ

の論拠なしに、これは、こういうものだから、これがクリスチャンの

生活を表している、というようなお話をお聞きしたことがあります。

そのような聞きながら、その根拠とは聖書のどこから得られるの

だろうか、とふと考え込んだことが何度かあることを、この部分を

読みながら、ふと思ってしまいました。

Tim GrassのGathering to His Nameの中p.171からBrethren and

Scripture(ブラザレンと聖書)についての記載を紹介しながら、考え

てみたいと思います。

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ブラザレン派からは、非常に有名な聖書学者や聖書注解者を多数

輩出したことと比べると、ブラザレン派からは、組織神学者を出して

いないことは特筆すべきかもしれない。これは、ブラザレン派におけ

る聖書を学ぶ方法に依存しているように思われる。ブラザレン派の

聖書の読み方は、一節だけや、聖書のある部分を読むという方法で

ある。そして、組織神学が真の信者を集会から遠ざける原因であると

していたため、組織神学を避けてきた、ということが大きく影響している。


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18世紀の組織神学、とりわけ、自由主義神学、理性的な神学が聖霊

の働きを妨げるというあまり根拠の明確でない論理構成(というよりは、

理性と霊との対立という構造で物事をとらえようとする聖書的な根拠の

薄い、啓蒙主義や近代が生み出したものの見方)がいまだにブラザレ

ン派に影響している部分もあるようです。神学なら、無批判にダメという

ことおっしゃる方々もおられます。たしかに、全体として体系的に考える

組織神学となると、個別の聖書を読みこんでいくことが重視されること

の多いブラザレン派では、かなり厳しいというのは、ある面当然かもし

れません。

Tim GrassのGathering to His Nameの中p.170からDoctrial

Disctinves(教理上の特徴)のうち、終末の出来事についての

記載を紹介しながら、考えてみたいと思います。

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この壊滅思想に関する非常な困難に直面したのが、Bristolに

おけるBethesda集会である。George Muller and his Successors

の中で、グローブスのやや精神的に不安定ではあるものの、洞

察力に優れた3男であるEdward(1836-1912)は、Mullarが長期に

指導者の座にあったことが事実上の総司教となったという負の

側面を述べている。Edward Grovesのひがみを含んだ視点は、

彼自身が壊滅思想を主張した結果、1900年にベテスダ集会の

交わりから外れさせることとなった。

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確かに、Mullerのような影響力のある信者の存在は、その人

物への過度の依存をもたらす傾向があったようです。これは、

日本でも同様の傾向は観察されていると思います。Mullerほど

の影響力はないものの、影響力の大きな信者の存在は、本人

の意図とは別に、その人物の言うことに権威性が生じてしまう

傾向があるようです。その意味で、属人的でない、という主張

に強調点がブラザレン派の中ではおかれるものの、実際には、

どう見ても属人的な側面というのは切り離せないということは

あるようです。誰それさんが言っているから、とか、どこそこ集

会が言っているから、というような本来のブラザレン派の動き

とは、逆行するような発言をお聞きし、ちょっとびっくり、という

ことも経験したことがございます。
Tim GrassのGathering to His Nameの中p.171からDoctrial Disctinves

(教理上の特徴)のうち、ブラザレンと聖書についての記載を紹介しなが

ら、考えてみたいと思います。

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  ブラザレン派の人々によって、これまで常にブラザレン派の聖書知識は

新たなものとされ続けられている。ブラザレン派は多くのすぐれた学者を

生み出している。代表的なものでは、Kelly、Treglles、Wigramがいるが、

Darbyは、F.F. Bruceによれば、「知識にあふれ、洞察力に富む文献比

較研究者」とされている。ダービーは、聖書の英訳をしているし、他の

人々の助けを借りながらではあるが、フランス語訳、ドイツ語訳聖書を

出版している。Bentonは70人訳聖書を英語に翻訳した。

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確かに、このグループは聖書に取り組むのに非常に熱心な人が多い

ので、グループ全体での人数の小ささに比べて、聖書にくわいしい人

の割合は、やや高いかなぁ、と思います。以前にも、Grassの本から

紹介したように、このグループでは、数が小さい割に小規模な出版社

が英国でいくつもあり、それなりにそのグループの中での本が多いこ

とも事実です。ただ、F.F. Bruceは新約学者でも有名な一人ですが、

英国のブラザレン派の内部では、あまりよく思われなかったようです。

外部の評価が高いということは、それだけ他派の信者との交わりも

多く、教派とひとくくりにし、他派の信者を受け入れない文化的背景

の中で、苦労したようです。神学部の先生でしたし。


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