ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

ブラザレン

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マザーテレサの映画を衛星放送(ムービープラス)で見ていたら、

・数字の問題じゃない。
・シンプルなのがいいのだ。
・companyをつくりたくない
・組織は必要ではない
・幸せな混乱 happy disorder がいい

というような発言を見ていて、マザーテレサって、ひょっとしてカトリック会のブラザレン?って思ってしまったけれども。すみません。マザーテレサを敬愛してやまない方々には申し訳ないですか。頑固な信仰スタイルといい。

発想としては、ブラザレンとほぼ同じかもしれない。ブラザレンのジョージミューラーも同じ発想でしたし。マザーテレサも、ある意味原理主義的ですよね。

個人的に、ブラザレンがFundamentalist的な運動かどうか、という問題に関しては、Fundamentalistが狂信的というイメージがあるので、悩ましいところですが、基本的に聖書に忠実であろうとした、という意味で、Fundamentalist movementであったと認めざるを得ないでしょう。何をもって、狂信というのか、何をもって、Fundamentalistというのか、という議論はありますが。

Ironsideは、A Histrical Sketch of the Brethren Movement(1945)のなかで、次のように述べています。

For that there is a connection between this movement(the Brethren Movement) and the present revolt against modernism should be plain to any instructed student of conditions. The Brethren as a whole are fundamentalists.

この運動と、現在の近代主義に関する反対との間の関係が存在することは、状況についてよく考えてみれば、明らかであるといえる。ブラザレンは、全体としては、原理主義者Fundamentalistsであった。

といっています。
ブラザレンの人たちは、否定するでしょう。自らが原理主義者であるというようなことを。それよりもむしろ、自らをイエスの弟子であるといい、自らを正当な初代教会に戻りたい思いが与えられたものというでしょう。しかし、外部から見た場合、原理主義者でしかないのです。

つい最近見た、CNNの宗教特番(最近、CNNはアメリカ社会と信仰のことを比較的冷静にかつ独自の視点で社会問題として取り上げていますが(典型例はAnderson Cooper 360など)のなかで、ジミーカーターアメリカ第39代大統領(ロナルド・レーガン第40代アメリカ大統領)の前の大統領ですが、サザンバプティストの信者ですが、最近の原理主義的な動きに反対しており、原理主義者にとって、自分たちの説に間違いがあることは、神が間違っていることにつながるので、原理主義者には間違いがありえないという問題があり、それが、問題を複雑にする、ということを行っています。

ブラザレンが、自由主義神学へ移行する必要はまったくないと思いますが、冷静かつ冷徹なA.E.マクグラスやJ.I.パッカー風の福音主義神学に移行していってくれたらなぁ、ということは真剣に考えます。

ブラザレンでは、伝統的に教会という用語を避けてきました。

もともと、ギリシア語では、教会を示す用語としてエクレシアという用語が用いられていますが、日本語では、このキリスト者が集まる場所に対して、伝統的に教会ということばを用いてきました。

しかし、ブラザレンでは、自分たちの行っていることは、宗教(religion)ではなく、信仰(faith)である、キリスト教という信仰の体系を知識として教えるということではなく、個人的に聖書を読んで納得してそれを行うという立場から、教会ということばを避け、集会ということばを用いてきました。

英語圏では、AssemblyやGospel Hall, Bible HallということばがChurchということばを避けるために用いられてきました。自分たちは、教会とは違う、教会は悪であり、自分たちはそれとは違うことを目指しているのだ、という意思表明を含めて、これらのことばが用いられてきました。そこまでのこだわりが、あったわけです。

日本語では、キリスト集会、キリスト伝道所、バイブルハウス、バイブルホーム、福音館(出版社や書店とは関係ありません)という用語などが用いられてきましたが、一般の方からすると、教会のようなのに、教会ではないという、変な組織、というイメージが先行する部分もあったようです。

こういうことを聞かれると、とくとくとして、教会がいかに間違っているのか、われわれは宗教ではなく、信仰なのである(外見的に見れば、定義の問題だけで宗教行為でしかないにもかかわらず)、下手をすると、われわれは、使徒時代の初代教会の伝統を引き継いでいる(これはみんな異端が言うので、余計に混乱しやすい)ということをとくとくと述べるので、外見的に見れば、変な集団にしか、見えなかったろうと思うのは、私だけではないと思います。

この2者の間に、そう大きな違いはありません。もともと、平信徒による信仰復興運動として始まったところから、出発しているので、非常によく似ています。

独立型ブラザレンでも、連接型ブラザレンのような服装、髪型、礼拝のあり方などの、形式論にこだわるところもありますし、かなり自由な考え方にたつところもあります。これは、もうそれぞれです。

ただし、連接型ブラザレンの場合、中心となる役割を果たす集会(教会)の考え方の影響が強いので、そこまで独自の動きというのはありえません。その意味で、一定程度のまとまりはあります。

イギリスでも、アメリカでもそうですが、ブラザレンは底流に共通する部分を持つので、その部分を基礎に交流が可能ですし、それぞれの考え方を尊重するということで、公におかしいとか、その考えはいかがなものか、というようなことはよっぽどのことがない限り、言いません。事実、かなりの交流がみられます。

集会(教会)のあり方についての異論がある場合、連接型ブラザレンに属して影響力のある方の場合、公の場で、おかしいとおっしゃる方も居られること、あるいは学びと称する中で、個人的見解を個人的見解として述べられる場合も、あるいは聖書からの真理として個人的見解を述べられる場合も、いずれの場合もあります。

これまでにご紹介してきた、CoadのA History of the Brethren MovementのP200によれば、戦前に日本に入ったグループが連接型ブラザレンであり、出版社を営んだ、と書いてありますから、おそらく、これは、ライトさんたちのグループのことを示しており、同信会のグループのことでないと思いますから、日本のブラザレンは、連接型ブラザレンの影響を強く受けることになります。

ただ、戦後、さまざまなブラザレンのグループが、日本に宣教師として海外から入ってこられる中で、もともと教理として、細かなところ意外に大きな差がないこれらの方々が関係を持っていかれる中で、これらの違いを明白に意識しない形、あるいは明白に意識させない形でブラザレン運動を形作っていきました。これが、現在の日本の集会のあり方を非常にわかりにくくさせているように思います。ひとつの集会をとっても、連接型ブラザレン的な運営方針に従っている部分と、独立型ブラザレン的な運営方針に従っている部分とがあります。ある集会(教会)にずっといる人たちは、そんなもんだ、と思っているので、特に異論はないと思いますが、他の集会(教会)に仕事の関係で移籍する、あるいは訪問するときに、なんとなく落ち着かない気持ちになることがあることが少なくないのは確かです。

独立型(開放型)ブラザレンとは、国教会、及び他の教会のあり方が間違っており、その間違った教会とはなれながら、真の信者がブラザレンの集会(教会)に結集することができものの、他の教会のあり方も問題はあるものの、否定されるべきものではなく、神の前にあるものとして交わることができると主張したグループです。

この議論の主唱者に、孤児院伝道をした、ジョージ・ミューラーとクレイクがいます。

なぜ、独立型というかというと、それぞれの集会(教会)が独立して運営しており、どこかに中心的な役割を果たす集会(教会)があるということではなく、それぞれが神の前にそのあり方を求め、判断していくという特徴があります。

なぜ、開放型と呼ばれるかというと、このグループの聖餐式が、一般のキリストを救い主と告白するすべてのクリスチャンに開放されているという立場をとるからです。

このグループでは、全体を統括する組織みたいなものがないので、完全な単立教会と同じような動きをします。集会(教会)間のつながりは、基本的に個人ベース、あるいは、大会やキャンプを通じた人の交流ベースとなります。その意味で、独立性が非常に強く、その分だけ情報が錯綜しやすく、外部から見たら、どこにどういう形で連絡を取ったらよいのか、という印象を与えるようです。


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