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ブラザレン運動自体、アイルランドで始まったこともあるのですが、どう考えても、
その影響が至る所にあるように思えて仕方がありません。
まず、その影響が、カトリックに対する拒否感に見られるように思います。
ブラザレンでは、カトリック教会を非常に否定的な目で見る方が、おられる
ほどです。ちなみに、私なんかは、そんなに、カトリック教会を毛嫌いしなく
てもいいのではないか、と思います。ブラザレンでも言う三位一体も、
イエスが神にして人であることにしても、ブラザレンオリジナルの聖書理解で
はなく、カトリック教会の伝統の中で生み出されてきた聖書理解なのだから、
それなりに敬意を払ってもいいかなぁ、と思います。もちろん、カトリック教会
に問題が過去全くなかったわけでないのは言うまでもありませんが、それだ
けで、カトリック教会が間違っているとするのは、まずいように思います。
もちろん、ブラザレンだって、まずいことはかなりあったわけですから。
どれくらいひどいことを言ったか、ですが、以前、黙示録の学びと称して、
カトリック教会を黙示録17章に出てくる大淫婦だと学んだ方がおられまし
たが、これなんかがカトリック教会に対する無理解と神学的無知、そもそも
アイルランドで生まれたことによるカトリックとの不幸な歴史的関係に依拠
しているように思います。
まぁ、カトリック教会側も、以前はかなり強硬で、1850年代から1960年代
くらいまでは、カトリック教会の司祭の方の基本的姿勢として、ブラザレン
運動やそのほかのプロテスタント系教会にカトリックの信者が行こうものな
ら、破門宣言が出た(これが出ると、葬式も結婚式も近所づきあいもできな
くなる)ようですから、お互いさま、といった感じはしますけれども。
ただ、いまだに、このころのことが念頭にあるのか、カトリック教会やカトリ
ックの信者さんに対して、ちょっと冷たい視線を向けているブラザレン関係
者の方は少なくないと思います。そこまで言わなくてもいいんじゃないか、
と私は思います。
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ブラザレン
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この2カ月、年度末がらみの仕事にまみれて、
まともにブログを書くこと、また、書きたいことを考えることもなかなか できませんでした。しかし、放置しておいたにもかかわらず、 1日に何人かの方は見てくださっていたみたいで、心から御礼します。 とはいえ、再開するにあたり、覚悟も何もなく書いているのですが、 ブラザレンという名前で語られることすら少なく、主要なキリスト教会か らは異端児扱いされながら(まぁ、世間の教会が間違っていると言い続 け、そこから信者がどんどん流入し、また、ブラザレンに耐えられなかった 人たちのアフターフォローもなく流出がある、という状況を考えると異端児 扱いされても仕方がないかと思いますが)、結構その聖書理解が意識さ れることなく福音派全体、そしてその他の教派、そして、キリスト教以外 の人々に広がっていっているという現実を考えると、複雑な気持ちがして います。 何が影響したか、ですが、 ■ 予言理解(あるいはディスペンセーション説) ■ シオニズム的な聖書理解と独特の歴史認識 聖書が中心なんで仕方がないところがあるのだけれども、歴史認識での シオニズムの影響が強く、他国の歴史はその他周辺という歴史認識も なぁ、と思います。 ところで、この前、McGrathのChristianity's Dangerous Ideaを読んで いたとき、その本で、ディスペンセーション説の話がちょこっとだけ書かれていて、 J.N.Darbyが最初に言い出した、ということが書いてあったんですね。 と思っていたら、早速日本語版が出ている。いい時代になりました。 |
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このところ、本業が忙しいために、なかなか |
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今回は、石濱生というかた(おそらく石濱義則さん)の |
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昭和30年代までのブラザレンの出版物(3) |




