ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

聖餐式

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聖餐式についての理解とその特徴など
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聖餐式と聖書の学び

ブラザレンでは、聖餐式で、40分とか50分とかの長い聖書講解をすることはありません。せいぜい、10分程度の聖書講解が、聖餐式の一部としてあるだけです。

通常の教会の場合、賛美や祈りがあり、賛美と1−3人の祈りの後に40−50分の聖書講解があり、その後、献金があり、その最後に祝福の祈りがあり、散会となるのですが、ブラザレンの場合、祈りと賛美が中心で、聖書講解は別の時間をとって行うのが一般的です。

いずれにせよ、聖餐式の中で聖書が用いられることもありますが、どの場所を選ぶのかはかなり自由です。キリストの死、復活、キリストにある希望、キリストの聖餐式(最後の晩餐)の場所、コリントの聖餐式に関する教えなど、かなり自由に選択され、読まれていきます。

またこれらの関連する場所が祈りの中でふれられることも非常に多いのは、事実です。

聖餐式とぶどう酒

日本のブラザレンの集会(教会)では、聖餐式でぶどう酒が使われるところがかなりあります。一部のところでは、アルコール中毒患者、あるいはアルコール中毒の元患者さんの信者に配慮して、ぶどうジュースを使うところもありますが、原則ぶどう酒です。

ぶどう酒といっても、保存性の観点から、いわゆるポートワイン(ブランデーを入れて発酵を止めたポルトワイン)が使われます。日本では、戦前、ワインというと、いわゆるサントリーの赤玉ワインしかなく、聖書にぶどう酒と書いてあるから、ということで、当時比較的容易に入手可能であった赤玉ポートワインが用いられることになります。本当のワインは、実はいろいろあるのですが、そんなことがわかってきたのも、昭和も50年代に入ってからですし。

集会(教会)では、使用量が少ないこと、それから、昔は冷蔵庫やワイン保管庫がないことから、開栓したワインはすぐに発酵が進んでしまい酸化する(ワインビネガーになってしまう)ので、結局もったいないこともあり、ぶどう酒としては、ぶどうジュース以外のところではポートワインが現在も利用されているようです。

欧米では、発酵度を抑えたぶどうジュースに近い子供用のワインも比較的入手可能ですが、日本ではそれが手に入らないので、ポートワインを利用するところが多いようです。

聖餐式における信者の関与は、ブラザレンの特徴です。ほぼ、全員の信者が関与することになります。

全員の信者が関与するといっても、女性は、声を上げて祈ったり、賛美歌を選んだり、というより積極的な参与の方法は、多くの集会(教会)では、一般に認められていません。一部では、賛美歌を選んでよい、姉妹が祈ってよいとする集会(教会)もあります。最近、徐々に変わりつつありますが。

多数派のあり方を、まとめてみるとこんな感じです。

男性信者ができること

 公の前で声を出して立って祈る

 自分以外の兄弟が祈っているときにその祈りに心を合わせて、祈る

 公の前で、歌う賛美歌を選ぶ

 みんなに合わせて賛美歌を歌う

 公の前で、パンのために祈る。パンの給仕をする

 公の前で、ぶどう酒のために祈る。ぶどう酒の給仕をする

 公の前で、聖書を開き、その場所を読む

 公の前で、聖書に関する話をする

女性信者ができること

 自分以外の兄弟が祈っているときにその祈りに心を合わせて、祈る

 みんなに合わせて賛美歌を歌う

一部では、女性信者ができることの中に、
 公の前で、歌う賛美歌を選ぶ

 公の前で声を出して立って祈る

ができるところもないわけではありませんが、少数派です。

聖餐式における賛美歌

ブラザレンの聖餐式では、賛美歌が歌われます。十字架、十字架上でのイエスの苦しみや救いを覚えるためのやや暗めの歌が歌われることが多いです。

これは、ブラザレン自身にとって十字架が救いを与える根源になっているという神学的理解が、十字架とその上でのイエスの苦しみを覚えさせることになっているのですが、その反面、救いの喜びとか、神の偉大さを覚えることがやや少ないかな、と思うことが多いです。

で、どんな讃美歌集が用いられるかというと、一般的には、伝道出版社というブラザレンのための出版社が出している

『礼拝賛美歌』

が最大派閥です。ただ、この讃美歌集の歌詞の日本語表現がやや古くて、それぞれの教会(集会)の参加者の感性にフィットしない場合、

『聖歌』

を用いる場合もあります。聖歌自身、伝統的に使われてきた聖歌の版が諸般の理由により、現在絶版になってしまっていることもあり、

『新聖歌』

を用いている場合や、その教会(集会)の参加者が若い人中心の場合、

『リビング・プレイズ』

が用いられている場合もあります。

個人的な興味としては、いつまで「礼拝賛美歌」が使い続けられ、最大派閥であり続けるであろうか、ということに関心を寄せています。

正餐式で用いるパン

ブラザレンの集会で、用いられているパンは、小麦粉をといたものを薄く焼いたパンというか、柔らかせんべいのようなものが用いられます。一部の集会では、イーストが入った普通のパン(食パンあるいはロールパン)が用いられたりします。

日本人としては、パンといえば、一般にイーストが入った食パンを思い出しがちですが、ブラザレンの一部を除いては、イーストの入ったパンは用いられません。これは、イエスの復活を記念する為の式であり、イエスが死んでよみがえったのが、丁度種入れぬパンの祭り、あるいは、過ぎ越しの祭りの時期であったので、このパン種(イースト)を入れない柔らかせんべいのようなものが用いられます。

いろんな焼き方がありますが、一番単純なのは、塩と水と小麦粉だけで焼くものです。なかには、オリーブオイルやバターをいれて焼く人もあり、まぁ、多種多様です。

ただ、使徒の働きの原文を見る限り、正餐式や主の晩餐のパンは、ギリシア語としては、パン種の入ったパンという言葉が使われており、ブラザレンは、このパン種(イースト)が入っていないパンにこだわっていますが、そこまでこだわる必要はないような気がしています。

こだわりたい方はこだわっていただいて言いのですが、それをほかの人に押し付けない、という鷹揚さをもってもいいのかな、と思います。

また、食パンが嫌われる原因として、英文で、a loaf of breadとなっているので、スライスされた食パンになった瞬間に、a slice of breadとなるので、聖書に忠実でないということになるという理解もあるので、食パンの利用は避けるべきだという理解をしている人たちもいますが、個人的にはどっちでもいいかな、と思っています。

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