ブラザレンについての諸断章

このブログは、プリマスブラザレンに関する個人研究の成果なんかを書いています。所属集会(教会)の公式見解ではありません。

英国史とブラザレン

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ブラザレンとの関連から見た英国史
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集会の出発点となった時代の歴史的な社会環境について、Tim Grassは

Gathering to His Name10ページにこのように書いています。

Evangelicalism was a movement with a message uniquely suited to such

unsettled time. This, coupled with its pragmatic flexibility and

evangelistic vision, enabled it to reach many who would not have been

touched by more conventional expressions of religion. As a result,

it gained massibely in terms of numerical strength and denomination

influence, and by 1850 between two and three million people in

England would regard themselves as Evangelicals, including the great

majority of Dissenters.

福音主義は、このような不安定な時代に非常に適したメッセージを含んだ

運動であった。この運動は、実際的な柔軟性とその福音宣教的な視線とあわ

せ、これまで伝統的な宗教の表現では、心にメッセージが届かなかった多く

の人々に福音を伝えることとなった。結果として、人数という面での大きさ

においても、宗派への影響においても非常に大きな影響力を持った。1850年

までに、イングランド(連合王国の中でのイングランド)だけで、2-3百万人

の人々が、自身を福音派であるとし、それは、非国教徒の大半を占めたので

あった。

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キリスト教徒ではあるけれども、聖書の主要な主張との距離が非常に大きく、

キリスト教徒であっても、神とともに生きていることが困難であった時

代、神様との間のさまざまな制度的なもの(国教会制度とかさまざまな教職

者制度を含め、教会制度の結果)の存在が大きく影響し、人と神との距離が

遠いものとされてしまっていた時代だったのかなぁ、と思います。

 久しぶりにこのブログの本来の目的であるブラザレンの歴史に

ついての研究成果に戻りたいと思います。

 現在読んでいるTim GrassのGathering to His Nameという本の

中から、印象的な部分を取り出し、ご紹介していきたいと思いま

す。まだ、1冊が仕上がった訳ではないので、何回かに分けて、

ご紹介になろうかと思います。Tim GrassのGathering to His

Nameの内容のところどころ、印象的な文章を、引用していこう

と思います。

 まず、ブラザレン運動に限らず、他の社会的運動でも、他の

社会的グループでも、キリスト教会のグループ(教派)でも

時代の影響を受けないわけではないようです。当たり前のこと

ですが。

 やはり、ブラザレンの出発点では、以前にもこのブログでご

紹介した、 Nathan Delynn SmithのRoots, Renewal and the

Brethrenでもご紹介したような革命の影響(特にフランス革命)

による、貴族の没落という問題が大きく影響しているようです。

特に貴族階級の没落は大きかったようです。

 政治の分野では市民革命を経た結果、経済の分野では産業革

命を経て、この貴族が支配する社会から、貴族以外の人々が社

会の中心となる中で、社会構造が大きく変化した、いわば、不

安の時代だったのが、ブラザレンが出発点となった1820年代の

社会背景です。

 その意味で、丁度今の日本や社会の雰囲気に似ているのかも

しれません。

この間、子供がディズニーチャンネルでメアリー・ポピンズ(Mary Popins)でしていたので、最初のシーンをみていたら、ちょうど、第1次世界大戦前後のビクトリア時代の雰囲気が意外と出ているのを見たので、あぁ、これこれ、これがいちばんブラザレンが現れてきた時代に近い雰囲気がよく出ているなぁ、と思いました。出てくる家庭教師(Nanny)の服装が、実は連結型(閉鎖型・エクスクルーシブ)ブラザレンの女性が着ている服の理想形態と非常に近いので、そう、当時の服装ってこれだったんだろうなぁ、と思いました。

しかし、それが100年以上たっても理想とされている現実を考えると、伝統主義というものをどう考えるのか、当時は当たり前でも、今からするとちょっとどうかな、と思います。


そういえば、修道院に居られる修道女の服装や修道士の服装黒やグレー茶色の服装は、現代の社会環境の中で見るとちょっと他にそういう服装をしている人がほとんどいないので、目立ってしまいますが、実は、中世期の農民の女性や男性の服装のひとつのパターンであることを考えたとき、変えないことの意味と変えていくことの意味、ということを考えてしまいます。

ブラザレン発祥の地でもあるイギリスの(本当はアイルランドのものを探したんですが、見つからなかった)ブラザレンの写真がかかっているサイトが見つかったので、お知らせします。


http://www.adamsdowngospelhall.org.uk/history.htm

http://www.adamsdowngospelhall.org.uk/history8.htm

なんかはいかがでしょうか。

英語圏のブラザレンのリンクは、ここで見られます。

http://www.assemblynews.com/worldgospelhalls.html

結構リンク切れのところが多いですが。

しかし、教会の歴史を書いてない教会(集会)が多いので、探すの苦労しました。


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